ほかのコンポーネントを拡張するためのベースコンポーネントとしてのみ機能するコンポーネント。抽象コンポーネントはインストールすることはできません。また、抽象的な子要素を宣言できるのは抽象コンポーネントのみです。
システムサービスコンポーネントの互換性タイプの 1 つ。この互換性は、API 互換性やインタフェース互換性とも呼ばれます。
複数のフォルダに保存されたグループオブジェクトをグループ化できる一般的なクラス。
コンテナコンポーネントによって参照されるコンポーネント。包含コンポーネントとも呼ばれます。
container componentも参照してください。
ホストとコンポーネントモデル間の相違点を検索し、特定する機能。N1 Service Provisioning System は、次に示す 3 種類の比較をサポートします。
モデルとモデル – マスターサーバー上に保存された 2 つのホストの配備リポジトリと履歴が検査され、差分が報告されます。
モデルとインストール – ホストにインタフェース済みであるとマスターサーバーから報告された内容とホストに実際にインストールされている内容が比較され、差分が報告されます。
インストールとインストール – 2 つのホストのファイルシステムの内容が検査され、差分が報告されます。
アプリケーションを定義するソース情報の論理グループ。コンポーネントは、ソース情報の管理方法を指定する命令も含みます。
コンポーネントの XML 表現には、以下のものが含まれます。
アプリケーションが使用するリソースの一覧
インストール手順
アンインストール手順
依存関係
コンポーネントを別のコンポーネントで安全に置換できること。N1 Service Provisioning System は、コンポーネントの互換性として呼び出しの互換性とインストールの互換性の 2 種類をサポートします。
コンポーネントがほかのコンポーネントから属性と動作を取得する手段。コンポーネントは、その作成時に、関連付けられたコンポーネントタイプから変数、スナップショット、手続きなどを継承します。
インストール、アンインストール、管理、スナップショットのキャプチャなど、コンポーネントの配備を制御するコンポーネント内のプログラム。管理手続きは、制御ブロックで定義されます。
コンポーネントとそのリソースが登録される、マスターサーバー上の場所。
ほかのコンポーネントによって再使用できる動作をカプセル化する特殊なコンポーネント。コンポーネントは、拡張によって特定のコンポーネントタイプの動作を継承できます。
ユーザー定義が可能な、名前と値の組み合わせ。コンポーネント変数は、外部のオブジェクトからコンポーネントの一部にアクセスして設定できるようにするために使用されます。
ほかのコンポーネント (単純コンポーネントまたは複合コンポーネント) に対する参照だけが含まれるコンポーネント。複合コンポーネントはリソースを含むことはできません。
サブプラン (単純サブプランまたは複合サブプラン) だけから成るプラン。 異なるターゲットセットで各サブプランが実行される可能性があるため、複合プランを直接のターゲットとすることはできません。
置換変数参照を適切な変数設定値に置換する、マスターサーバー上のソフトウェアエンジン。このエンジンは、ユーザーがプランを実行してコンポーネントを配備する際に、ホストリポジトリおよびコンポーネントリポジトリとやりとりしながら値を解決します。
ほかのコンポーネントによって参照されるコンポーネント。
ほかのコンポーネントに対する参照を含むコンポーネント。
配備されたアプリケーションの制御に使用できるコンポーネントによって定義される手続き。たとえばアプリケーションの起動や停止などを制御できます。制御サービスとも呼ばれます。
コンポーネントに対して行われる、プランまたはコンポーネント手続きを実行します。コンポーネントのライフサイクルとしては、インストール、アンインストール、アプリケーション管理などがあります。
ブラウザインタフェースを使用してコンポーネントから直接実行できるコンポーネント手続きです。
N1 Service Provisioning System 5.1 のネットワーク階層では、マスターサーバーまでの階層的距離がより遠いサーバー。たとえば、マスターサーバーはダウンストリームをローカルディストリビュータに接続します。このローカルディストリビュータに接続されるリモートエージェントはすべて、ローカルディストリビュータから見てダウンストリームになります。
プランまたはコンポーネントの XML からカスタムスクリプトに対して行われるオプション呼び出しです。
planを参照してください。
コンポーネントタイプによって定義された変数と手続きをコンポーネントが継承するように、コンポーネントタイプをベースにしてコンポーネントを作成すること。コンポーネントは、そのコンポーネントタイプで定義された変数値と手続き定義を上書きできます。
ほかのコンポーネントによって拡張できないコンポーネント。
コンポーネント、プラン、サブフォルダをまとめることができる、ディレクトリに似たコンテナ。コンテナにはアクセス許可を設定できます。
アプリケーションを構成するファイル、ディレクトリなどのリソースが格納された参照サーバー。これらのリソースは、ゴールドサーバーによってマスターサーバーにチェックイン (アップロード) されます。
N1 Service Provisioning System によって管理されるサーバー。
1 つ以上の属性 (物理的な場所や機能グループなど) を共有するホストを論理的にグループ化したもの。ホストセットはユーザー定義が可能です。ホストセットを使用すると、セット内の全ホストのアプリケーションを簡単にすばやく更新できます。また、2 つのホスト間で「モデルとインストールの比較」を実施するのにも利用できます。
ユーザー定義が可能な一連の共通属性によってバインドされる、サーバーの基本クラス。ホストタイプを使用することで、ホストを論理グループとして分類し、ホスト検索の効率を高めることができます。
ホストリポジトリに対して行われるクエリー。この結果、指定されたものに一致する属性を持つホストの一覧が表示されます。ホスト検索を行うことで、ホストタイプが同じであるホスト、同じアプリケーションを実行しているホスト、同じサブネットマスクが設定されているホストなどの一覧を作成できます。
コンポーネントタイプの互換性タイプの 1 つです。この互換性は、構造上の互換性とも呼ばれます。
ランタイム環境を再配布するユーザーや開発者向けの Java Development Kit ( JDK®) のサブセット。Java Runtime Environment は、Java 仮想マシン (JVM)、Java コアクラス、サポートファイルから構成されます。
Java Runtime Environment (JRE) の一部であり、バイトコードを解釈します。
オブジェクト指向の高度な動的言語 Python の実装の 1 つ。Java プラットフォームとシームレスに統合されます。Jython の前身である JPython は、100% ピュア Java として認定されています。
N1 Service Provisioning System のバージョン番号という域を越えてコンポーネントバージョンをマークする手段。たとえば、コンポーネントバージョン番号はコンポーネントのバージョンを示すために使用できます。一方ラベルは、コンポーネントが表現するアプリケーションのバージョンを示すために使用できます。
サーバーにインストールされるアプリケーション。ローカルディストリビュータアプリケーションは、N1 Service Provisioning System 内のほかのサーバー間のリンクとして次のように機能します。
マスターサーバーとリモートエージェントの間のリンク
マスターサーバーとほかのローカルディストリビュータの間のリンク
ローカルディストリビュータとリモートエージェントの間のリンク
ローカルディストリビュータには帯域幅の効率と速度を最大化する効果があるほか、制限された環境をナビゲートするための安全なネットワーク接続も提供できます。
N1 Service Provisioning System を管理する目的でサーバー上にインストールされるアプリケーション。マスターサーバーアプリケーションは、N1 Service Provisioning System によって管理された任意のデータセンター環境に接続できます。マスターサーバーは、一元的なデータストレージ、データ処理、ユーザーインタフェースなどを実現します。
N1 Service Provisioning System で配備するアプリケーションに相当するコンポーネントやプランを作成する作業。
インストール時にそのコンテナコンポーネントにだけそのサービスを提供できる包含コンポーネント。入れ子になった包含コンポーネントを利用するとコンテナコンポーネントに必要な緻密な機能単位を定義できますが、ほかのコンポーネントには有用ではありません。
ネットワーク上のデバイス間でデータを転送する方法。N1 Service Provisioning System 5.1 は、TCP/IP、SSH、および SSL を使用します。
システムイベント、管理イベント、カスタムイベントなどの発生を知らせるために N1 Service Provisioning System によって送信される電子メールです。システム管理者は、電子メールを送信するタイミングと電子メールの送信先アドレスを決定するための規則を指定します。
電子メール通知を送信するかどうかを決定するために N1 Service Provisioning System が使用する基準。システム管理者は、電子メール通知を送信するタイミングを決定するための基準を定義します。
ほかのコンポーネントに対する参照を含むコンポーネント。コンテナコンポーネントとも呼ばれます。
contained componentも参照してください。
ネットワークに接続される物理サーバー。プロビジョニングシステムでは、物理ホストはリモートエージェントまたはローカルディストリビュータとして機能できます。
1 つ以上のコンポーネントの操作に使用される一連の命令。1 つ以上のプランで一連の命令が共有されるように、複数のプランから 1 つのプランが作成される場合もあります。
プリフライトと配備を行う、マスターサーバー上のソフトウェアエンジンです。
シミュレートされた UNIX 環境に対するプランのシミュレートを実行します。配備に影響を与える可能性のある (潜在的) エラーを見つけて、報告します。プリフライトは配備前に必ず行われますが、単独の処理として実行することもできます。
component procedureを参照してください。
サーバーにインストールされ、N1 Service Provisioning System 5.1 として機能するソフトウェアアプリケーションです。
コンポーネントの配備先となる任意のサーバーにインストールされる、N1 Service Provisioning System 内のアプリケーション。リモートエージェントアプリケーションは、ソフトウェアのインストール、サービスの制御、マスターサーバーへ配布する情報の収集などの作業を管理します。
プランの実行時にホストに配備されるファイル。 このファイルは、ディレクトリやシンボリックリンクといった別の種類のファイルの場合もあります。
単純なコンポーネントのリソースを構成するファイルやディレクトリで使用するために、所有者、グループ、およびアクセス権の設定を指定する XML ファイルです。リソース記述子ファイルを使用することで、コンポーネントのチェックイン時に決定されるアクセス権を書き換えられます。
リソースを管理し、クライアントにサービスを提供するコンポーネント。N1 Service Provisioning System 5.1 では、サーバーは、N1 Service Provisioning System アプリケーションの 1 つがインストールされているコンピュータを指します。
ユーザーのログイン時に開始される一定の時間枠。1 つのセッションは、ユーザーがログアウトするか、非アクティブ状態のためにセッションが期限切れとなるまで継続します。論理的には、セッションは特定のユーザーの認証済み資格情報を意味します。セッションは、再認証を行うことなく関連する一連の要求でユーザーを識別するために使用されます。
ユーザーセッションに関連付けられた変数。ユーザーは、ログインセッションごとにセッション変数の値を変更できます。後続のセッションで再使用できるように、セッション変数値を確実に保存することも可能です。
単一のリソースが入ったコンポーネント。単純コンポーネントは、ほかのコンポーネントに対する参照を含むことはできません。
特定のターゲットサーバー群で実行される一連のステップ。単純プランにはほかのプランは含まれず、ほかのプランを呼び出すこともありません。
配備時にホストに保存されるリソースのキャプチャ。スナップショットは、ホストと、マスターサーバー上のそのモデルを比較する場合に使用されます (モデルとインストールの比較)。
プランまたはコンポーネントの一部である命令。
プラン、コンポーネント、または構成ファイルで出現する変数であり、配備時に構成生成エンジンによって置換されます。
該当するホストが用意される際にそれらのホストすべてに自動的に配備されるコンポーネント。システムサービスは、ユーティリティ制御と、ほかのコンポーネントによって使用できるリソースを定義します。
インストールされている場合にほかのコンポーネントの配備ターゲットとして機能するホストを作成するコンポーネント。ターゲット可能コンポーネントがアンインストールされる際、そのコンポーネントが作成したホストは自動的に削除されます。
インストールされる場合に、プランによって直接インストールされているかのように任意のコンポーネントから使用できる包含コンポーネント。トップレベルの包含コンポーネントは、コンテナコンポーネントやその他のコンポーネントによって使用されるサービスを定義します。
N1 Service Provisioning System ネットワーク階層では、マスターサーバーにより近いサーバー。たとえば、マスターサーバーはローカルディストリビュータから見てアップストリームになります。ローカルディストリビュータは、そのローカルディストリビュータに接続されたどのリモートエージェントから見てもアップストリームになります。
component variableを参照してください。
1 つ以上のコンポーネント変数のデフォルト値を上書きするために使用できる変数値の集まり。コンポーネント変数には、使用する変数設定に基づいてさまざまな値を指定できます。ユーザーは、プランの実行時に使用するように変数設定を指定します。
ほかのサービスのホストとして機能するサービス。たとえば、仮想ホストは Web アプリケーションのホストとして機能するアプリケーションサーバーになることができます。
プランとコンポーネントを作成するために N1 Service Provisioning System によって使用される言語。