プロビジョニングシステムは、システムサービスコンポーネントの形式で、プラグイン固有のソフトウェアをホストのリモートエージェントにインストールすることでホストを準備します。ホストに適用可能なすべてのシステムサービスコンポーネントがインストールされた段階で、ホストの準備が完了したとみなされます。ホストが準備されると、比較の実行やアプリケーションの配備など、ホスト上での作業を行えます。
次のような状況では、物理ホストを再度準備する必要があります。
新しいシステムサービスコンポーネントがマスターサーバーにインストールされ、それをホストに配備する必要がある場合。
これは、新しいプラグインがインポートされると生じる可能性があります。
ホストのオペレーティングシステムがアップグレードされ、新規システムサービスコンポーネントが必要になる場合。
オペレーティングシステムがアップグレードされると、ホストを再度準備する必要があります。マスターサーバーは、ユーザーがホスト上で次に何らかの作業を行なうまでは、ホストを準備する必要があることを認識しないことがあります。
ブラウザインタフェースでは、ホストを準備する時期と方法について、いくつかのオプションを提供します。ホストは、次のタイミングで準備します。
ホストを作成したとき
ホストの詳細を表示するとき
「Hosts」表を表示するとき
ブラウザインタフェースは、準備されていないホストで何らかの操作を実行しようとすると、ホストを準備することをプロンプトで促します。