プラグインの JAR ファイルをインポートすると、プラグインをインストールできます。プラグインを更新するには、プラグインを更新する内容のみが含まれる JAR ファイルをインポートします。このタイプの JAR ファイルはパッチと呼ばれ、ダウンロードサイトにあるパッチです。
パッチの特性
パッチは、段階的に適用し、複数バージョンをアップグレードできます。
たとえば、プラグインの 1.0 バージョンから 1.2 バージョンにアップグレードするには、まず 1.0 から 1.1 のパッチを適用し、次に 1.1 から 1.2 のパッチを適用します。
プラグインの特定のバージョンから高いバージョンへとアップグレードするパッチを作成できます。
任意のバージョンから高いバージョンにアップグレードするパッチを作成することはできません。
パッチは、プラグインに内容を追加するだけです。
任意のバージョンのプラグインで作成されたオブジェクトは削除できません。
パッチはアンインストールできません。
パッチの内容を削除するには、プラグインを削除し、プラグインの古いバージョンを再インストールします。プロビジョニングシステムには、プラグインの古いバージョンは格納されていません。
プラグインをアップグレードする場合、パッチは更新された新しいオブジェクトをプロビジョニングシステムに追加します。プラグインのパッチが、同じ名前を持つオブジェクトを追加しようとすると、以下のようになります。
オブジェクトが、新しいバージョン番号で更新されます。
オブジェクトが、バージョン付きオブジェクトの場合は、新しいオブジェクトのマイナーバージョン番号が増分します。ただし、オブジェクトのメジャーバージョン番号のみを増分することがプラグインで定義されている場合を除きます。
オブジェクトは既存のオブジェクトを上書きします。
オブジェクトがバージョン番号付きではない場合、新しいオブジェクトが前に定義されたオブジェクトを置換します。
バージョン番号が付いていても付いていなくても、オブジェクトの新しいバージョンを作成する場合には、その既存オブジェクトがプラグインの前のバージョンで作成されている必要があります。