通常、比較の実行には時間がかかります。比較を実行、修正、表示できるのは、比較を作成し終わってからです。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用して比較を実行する方法について説明します。次のコマンドでも、比較を実行することができます。
cmp.dj.add – 比較を実行します。
このコマンドの詳細な説明については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 コマンド行インタフェース(CLI) リファレンスマニュアル』の第 5 章「cmp: 比較を実行する CLI コマンド」を参照してください。
比較で使用するコンポーネントがアップグレードされた場合や、アップグレード以外の何らかの理由でバージョン番号が変更された場合、保存済みの比較が自動的に更新され、新しいバージョンのコンポーネントに対して実行されるようになります。
ユーザーの属するユーザーグループが、特定のホストセット上での比較の実行許可を持っている必要があります。
「Comparisons」ページで、実行する比較を選択します。
(省略可能) 比較基準を変更します。
「Save & Run」をクリックします。
比較の「Progress」ページが表示されます。
比較が完了すると、比較の「Results」ページが表示されます。
比較を実行するために、ほかの作業をストップする必要はありません。まだ比較の実行中であっても、ほかの作業を実行することができます。
(省略可能) 比較の結果を別の書式で表示する場合は、「Print」または「Download」をクリックします。
「終了」をクリックします。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用して比較を表示する方法について説明します。次のコマンドでも、比較を表示することができます。
cmp.ds.la – すべての比較を表示します。
cmp.ds.lo – 特定の比較の詳細情報を表示します。
これらのコマンドの詳細な説明については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 コマンド行インタフェース(CLI) リファレンスマニュアル』の第 5 章「cmp: 比較を実行する CLI コマンド」を参照してください。
ナビゲーションメニューの「Comparisons」をクリックします。
「Comparisons」ページが表示されます。
(省略可能) 特定の比較の詳細情報を表示したい場合は、調べたいプランが含まれている行の「Details」をクリックします。
比較の「Details」ページが表示されます。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用して比較実行の進行状況を表示する方法について説明します。次のコマンドでも、比較の履歴を表示できます。
cmp.dj.la – 実行中および完了した比較をリストします。
cmp.dj.lo – 特定の比較の状態を表示します。
これらのコマンドの詳細な説明については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 コマンド行インタフェース(CLI) リファレンスマニュアル』の第 5 章「cmp: 比較を実行する CLI コマンド」を参照してください。
ナビゲーションメニューで、「Application Deployment」カテゴリを展開し、「Run History」をクリックします。
実行中の比較、完了した比較がすべて一覧表示されます。実行中の比較の「Completed」列には、プランの実行開始時刻が表示されます。
特定のプランの詳細情報を表示する場合は、「Results」をクリックします。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用して比較を実行する方法について説明します。次のコマンドでも、比較を実行することができます。
cmp.dj.del – 比較を停止します。
このコマンドの詳細な説明については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 コマンド行インタフェース(CLI) リファレンスマニュアル』の第 5 章「cmp: 比較を実行する CLI コマンド」を参照してください。
比較の実行を停止するには、その比較処理を開始したユーザーか、admin ユーザーグループのメンバーである必要があります。
「Run History」ページで、処理を停止する比較を選択します。
「Action」列の「Progress」をクリックします。
「Cancel Comparison」をクリックします。
実行中の比較を途中で取り消すと、全比較の一覧ページに戻ります。場合によっては、一覧が更新され、比較処理が停止したことがわかるまで、多少時間がかかることがあります。
比較を行うときは、比較の詳細レベルや比較対象とするホストまたはコンポーネントを指定できるだけでなく、比較対象から除外するファイルやディレクトリも指定できます。たとえば、重要でない差分が大量に含まれるリソースがある場合に、比較対象から除外します。この指定内容を保存し、別の比較定義で再利用することも可能です。
次のコマンドでも、比較を変更することができます。
cmp.ds.mod – 比較を変更します。
このコマンドの詳細な説明については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 コマンド行インタフェース(CLI) リファレンスマニュアル』の第 5 章「cmp: 比較を実行する CLI コマンド」を参照してください。
比較を編集するためには、比較の Create、Edit、Delete アクセス許可を持っているユーザーグループに所属する必要があります。
必要に応じて、変更するモデルとインストールの比較、またはインストールとインストールの比較を選択します。
比較の「Details」ページが表示されます。
「Directories and Files to Ignore During Comparisons」の表に変更を加えます。
除外リストにディレクトリやファイルを追加します。
比較の「Details」ページに、除外するディレクトリまたはファイルの名前を入力し、「Add」をクリックします。
ワイルドカード (*) を使って、除外するディレクトリまたはファイルを表す文字列を入力することもできます。たとえば、すべてのログファイルを無視する場合は、*.log と入力します。
ワイルドカードを使用しても、使用しなくても、ファイル名までの完全なパターンを指定してください。ディレクトリまでしか指定しないと、そのディレクトリの下位のファイルは除外されません。下位ファイルも除外対象に含める場合は、ディレクトリ名の末尾にアスタリスク (*) を指定する必要があります。たとえば、/usr/apache/logs ディレクトリ内のすべてのファイルを除外対象とする場合は、/usr/apache/logs* のように指定する必要があります。
「追加 (Add)」をクリックします。
指定した内容が除外対象のディレクトリとファイルのリストに追加されます。
除外リストからディレクトリまたはファイルを削除します。
「保存」をクリックします。