CLI コマンドの出力書式は調整可能です。CLI コマンドの出力書式を指定するには、-cmd で指定したコマンドの直後に -o 引数を指定します。
たとえば、hdb.h.la コマンドの出力書式として string を指定するには、次のように入力します。
cr_cli -cmd hdb.h.la -o string -u user-name -p password |
すべての CLI コマンドで使用できる標準出力書式は次のとおりです。
コマンドごとに、結果の内部文字列表現を生成する
簡潔な出力を生成する
XML 直列化テキスト出力を生成する。
この引数は、別のスクリプトに情報を渡すときに使用する。この書式の構造は変更される可能性があるので、書式の構造に依存しないように注意すること
出力を破棄する。
UNIX システムでは、出力を /dev/null にリダイレクトする
詳細情報を表示する。この書式は、コマンドによっては使用できない場合がある
出力書式の指定を省略した場合、デフォルトの出力書式が使用されます。コマンドのデフォルトの出力書式を確認するには、次のコマンドを実行します。
cr_cli -cmd command -h |
ファイルに書き込まれたコマンド出力書式を変更するには、reformat.util コマンドを使用します。reformat.util コマンドは、指定の出力ファイルからデータを読み取り、このデータに指定の出力書式を設定します。
たとえば、ホストを作成し、hdb.h.add コマンドの出力を hostFile ファイルに serialized 書式で保存したとします。
cr_cli -cmd hdb.h.add -o serialized -u user-name -p password -name myhost -tID NM:roxhost > hostFile |
この出力の書式を hdb.detail に変更する場合は、util.reformat コマンドを使用します。
cr_cli -cmd util.reformat -o hdb.detail -u user-name -p password -self file:hostFile |
コマンドの出力書式が、次のように変更されます。
ID: 010010000204-1027365659275-00170-1199101891 Name: myhost Description: Virtual: false Hidden: false Type ID: 010010001024-0000000000000-00001-0000000004 Attributes: <Table is empty> Applications: <Table is empty> |