このコマンドは、プランを実行します。プランプロンプト変数がある場合は、これにより、ユーザーに応答が求められます。
CLI を通して複合プランを実行するときは、サブプランごとに、一連のターゲット、コンポーネントのバージョン、および変数セットを指定する必要があります。構文の詳しい説明については、付録 A 「入力タイプ」を参照してください。
表 10–8 pe.p.run コマンドの引数と結果|
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
|---|---|---|---|
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PID |
[R] |
ExecutionPlanID |
実行する実行プランの ID |
|
tar |
[R] |
HostIDArrayArray |
サブプランプロンプトによってプランとその各サブプランが実行されるそれぞれのホストまたはホストセット |
|
comp |
[O/R] |
StringArrayArray |
プランおよびサブプランの一部としてインストールするコンポーネントバージョン。バージョンは、サブプランプロンプト内のコンポーネントセレクタの順に並べられる。参照されるコンポーネントは必ずこのリストに含まれていなければならない。 コンポーネントのバージョン番号を使用するか、デフォルトの場合は「+」、推奨の場合は「#」、最新の場合は「-」を使用する。コンポーネントバージョンがない場合は指定しない |
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vs |
[O/R] |
StringArrayArray |
選択されたコンポーネントバージョンで使用される変数設定 変数設定名か「+」(デフォルト) を使用する。変数設定がない場合は指定しない |
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po |
[O] |
ブール型 |
プリフライトを実行する場合にかぎり true |
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pdp |
[O] |
ブール型 |
詳細プリフライトを実行する場合は true。デフォルトは false |
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hr1 |
[O] |
整数 |
同時に実行されるホスト数の上限。デフォルトはサーバー構成ファイルで設定される |
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pto |
[R] |
TimeInterval |
プランの最大実行時間 |
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nto |
[R] |
TimeInterval |
ネイティブ呼び出しの最大実行時間 |
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f |
[O] |
ReaderWrapper |
プラン変数は、ファイルまたは標準入力によって渡される。デフォルトでは標準入力が使用される |
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result |
TaskID |
プラン実行の ID |
|
この例は、1 つのホストで簡単なプランを実行する例です。
/test/test1
masterserver
nors
30 分
10 分
デフォルト
コンポーネントと変数セットが 1 つだけの場合は、値を引用符で囲む必要はありません。
./cr_cli -cmd pe.p.run -PID NM:/test/test1 -tar H:NM:masterserver \ -vs nors -pto 30 -nto 10 -comp + -u admin -p admin |
この例は、2 つのサブプランを持つ複合プランの例です。
subplan1 install compA install compB subplan2 install compC install compD |
各サブプランは別々のホストで実行され、参照する各コンポーネントに対して別々の変数セットを使用します。
/test/test2
masterserver and host2
nors and tmc
varset1 and varset2
30 分
10 分
デフォルト
./cr_cli -cmd pe.p.run -PID NM:/test/test2 \ -tar "H:NM:masterserver;H:NM:host2" -vs "nors,tmc;varset1,varset2" \ -pto 30 -nto 10 -comp "+,+;+,+" -u admin -p admin |