<addSnapshot> 要素は、外部スナップショットブロックを実行する必要があること、およびそのコンテンツを当該スナップショットに追加すべきであることを示します。
<addSnapshot> ステップを使用することは、次のシナリオのすべてと意味的に同じです。
呼び出されたスナップショットの <prepare> ステップを、呼び出し側スナップショットの prepare ブロックの最後に追加する
呼び出されたスナップショットの <cleanup> ステップを、呼び出し側スナップショットの cleanup ブロックの先頭に追加する
呼び出されたスナップショットの <capture> ステップを、(<addSnapshot> ステップの代わりに) 呼び出し側スナップショットの capture ブロックに追加する
呼び出される側および呼び出し側のスナップショットブロックによって参照されるファイルが重複しないように注意する必要があります。
<capture> 要素には、任意の数の <addSnapshot> ステップを指定できます。呼び出される側のスナップショット自体が、その <capture> 要素に任意の数の <addSnapshot> ステップを含むことができます。
<addSnapshot> コールアウトを使用してファイルをスナップショットに間接的に追加する場合、スナップショットのキャプチャーを開始した最上位のコンポーネントは (<addFile> 命令が入ったコンポーネントとは対照的に) ファイルの所有者と見なされます。同様に、スナップショットに対して比較が実行される場合は、スナップショットを開始した最上位コンポーネントの <diff> 要素の <ignore> 命令だけが考慮されます。<addSnapshot> コールアウトの結果として出現したコンポーネントに含まれる <diff> 要素の <ignore> 命令は考慮されません。
<addSnapshot> 要素には、entityName 型の 1 つの必須要素 blockName があります。これは、実行する外部スナップショットブロックの名前です。
<addSnapshot> ステップには次の子要素があります。
<argList> – オプション要素で、スナップショットブロックに渡す引数の一覧。この要素は 1 回しか出現できません。
<Installed component targeter> – オプション要素で、スナップショットブロックを含むコンポーネントを特定します。この要素を指定しない場合は、<thisComponent> が使用されます。