<param> 要素は <paramList> 要素の子で、(名前、デフォルト値が含まれる) パラメータを宣言します。デフォルト値が使用されるのは、呼び出し側がこのパラメータの値を明示的に渡さない場合だけです。デフォルト値が指定されず、呼び出し側がこのパラメータの値を明示的に渡さない場合、プランの実行時にプリフライトエラーが発生します。
<param> 要素には次の属性が含まれます。包含しているインストールブロック、アンインストールブロック、または制御ブロックが、プランまたはほかのコンポーネントからではなくユーザーによって直接呼び出される場合に、prompt 属性および displayMode 属性を使用します。
name – identifier 型の必須属性で、パラメタの名前。この名前は、包含要素によって宣言されているほかのすべてのローカル変数とパラメータにおいて一意でなければなりません。
prompt – オプション属性で、パラメタの値を求める際にユーザーインタフェースで表示されるテキストを指定する文字列。この属性を指定しないと、name の値が使用されます。
default – オプション属性で、パラメタのデフォルト値を指定する文字列。パラメータには、コンポーネント変数、ターゲットホスト属性、セッション変数、およびインストール済みコンポーネント変数への参照を含めることができますが、ほかのパラメータへの参照を含めることはできません。
displayMode – オプション属性で、パラメタの表示モードを指定します。次の値が有効です。
PASSWORD – ユーザー指定の値が隠されます。つまりパスワードは表示されないか、アスタリスクに置き換えられます。
BOOLEAN – チェックボックスを使用してパラメタが指定されます。
CLEAR – 入力時に値が表示されます。
値が CLEAR または BOOLEAN の場合は、入力時に安全に表示されます。この属性を指定しないと、値は CLEAR になります。