<resource> 要素は <component> 要素の子であり、JAR ファイル内でのリソースファイルの名前と位置を指定します。リソースは、常に単純ファイル型のリソースとしてチェックインされます。<resource> 要素を含むコンポーネントは、その <resourceRef> 要素が <resource> 要素により作成されたリソースを参照する、単純コンポーネントである必要があります。
<resource> 要素には次の 3 つの属性があります。
jarPath – プラグイン JAR ファイルのルートに相対的な、リソースファイルの位置。先頭の / または . 文字は使用できません。ディレクトリ型リソースの場合、このパスはディレクトリであると見なされ、/ で終わると想定されています。このディレクトリ内のすべてが、当該リソースのコンテンツを定義します。
majorVersion (オプション) – 当該リソースを新しいメジャーバージョンとしてチェックインするかどうかを決定する属性。デフォルトは false です。
name (オプション) – リソースの名前である属性。指定されていない場合、名前のデフォルトは (相対として指定されている場合は絶対に変換される) 絶対 jarPath になります。
config (オプション) – 当該リソースが構成テンプレートであるかどうかを指定する属性。デフォルトは false です。
type (オプション) – 当該リソースがファイルとディレクトリのどちらであるかを指定する属性。ファイルリソースには FILE を使用します。ディレクトリリソースには DIRECTORY を使用します。デフォルトは FILE です。
checkInMode (オプション) – ディレクトリ型リソースを置換するか、追加するかを指定する属性。当該リソースのチェックインにより既存のバージョンを置換する必要がある場合は、REPLACE を使用します。チェックインを当該リソースに追加する必要がある場合は、ADD_TO を使用します。デフォルトは REPLACE です。この属性は、DIRECTORY の「型」を持つリソースにのみ適用されます。
descriptorPath (オプション) – プラグイン JAR ファイルのルートに相対的な、リソース記述子ファイルへのパスを指定する属性。先頭の / または . 文字は使用できません。リソース記述子ファイルの形式は、第 5 章「リソース記述子スキーマ」で説明されている、リソース記述子スキーマに従います。
リソース記述子ファイルが指定されていない場合、N1 SPS Master Server のデフォルトのファイルシステム設定からアクセス権の情報が使用されます。この場合、所有者とグループは格納されません。これは、記述子から省略された設定にも当てはまります (リソース内のファイルのエントリが存在しない場合、またはエントリが部分的である場合)。