Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイドおよびリリースノート(Sun Java System Web Server Plug-In 2.0)

第 2 章 リリースノート

この章では、既知の問題点に関する情報を提供します。この章では、次の内容について説明します。

インストール上の問題

この節では、インストールに関連した問題について説明します。

Linux 上で管理サーバーをアンインストールしても RPM パッケージが削除されない (6315590)

Sun Java System Web Server プラグインを使用して管理サーバーをアンインストールした場合、Red Hat Package Manager (RPM) パッケージの一部が Linux サーバーからアンインストールされません。管理サーバーを再インストールしようとすると、残っているこれらの RPM パッケージのために再インストールが失敗します。

回避策: Java Enterprise System スタック全体の一部として Sun Java System Web Server を使用している場合は、Java Enterprise System のマニュアルで RPM パッケージと残ったままになっているファイルの削除方法を確認してください。

Java Enterprise System スタックとは別にスタンドアロン製品として Sun Java System Web Server を使用している場合は、次のアイテムを手動で削除する必要があります。

国際化の問題

この節では、Sun Java System Web Server プラグインをロケールで実行するときの問題について解説します。

ヨーロッパのロケールの一部で管理サーバーのインストールが失敗する (6255175)

管理サーバーをフランス語、ドイツ語、およびスペイン語ロケールでインストールしようとすると、次のようなエラーメッセージが表示されます。


Problems encountered during plan run or preflight
 
The plan (or preflight) "/com/sun/jes6_WS/InstallWebAdminServer" finished
with 1 failed host(s). (017034)
 
The execNative step failed because the exit status "0" of the command
did not match "75" for the command "sh". (017068)

回避策: ヨーロッパのロケールでプロビジョニングシステムを使用して管理サーバーを正常にインストールするには、管理サーバーをインストールするサーバーでリモートエージェントを C ロケールで実行します。

記述の誤りの訂正

この節では、 Sun Java System Web Server プラグインとともに提供される ReadMe.txt ファイルの誤りについて解説します。

ReadMe.txt ファイルに記述されている Sun Java System Web Server のバージョンが正しくない

「Plug-In Details」ページで Sun Java System Web Server プラグインの ReadMe.txt ファイルをダウンロードできます。ReadMe.txt ファイルには、 Sun Java System Web Server プラグインが Sun Java Enterprise System 2005Q1 バージョンの Sun Java System Web Server を使用していると記述されていますが、これは誤りです。Sun Java System Web Server プラグインは、Sun Java Enterprise System 2005Q4 バージョンを使用しています。

Sun Java Enterprise System 2005Q4 バージョン関連の圧縮ファイルは、次のとおりです。

Sun Java Enterprise System 2005Q4 ソフトウェアのバイナリを解凍すると、ディレクトリ構造は次のようになります。