Sun N1 Service Provisioning System 5.2 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル

認証コマンド

udb.login

ユーザーログインに続いて、認証用の SessionID を返します。セッション ID をファイルに送信するためには、引数 -o-of をユーザー名やパスワードよりも前に指定する必要があります。-o および -of オプションの使用方法を、表 1–1 に示します。

表 14–25 udb.login コマンドの結果

引数 

構文 

説明 

必須 

文字列 

ユーザー名 

[O/R] 

文字列 

プレインテキストユーザーパスワード。符号化されたパスワードが利用できないか、指定されていない場合は必須 

ep 

[O/R] 

文字列 

符号化されたユーザーパスワード。プレインテキストパスワードが利用できないか、指定されていない場合は必須 

result 

SessionID 

セッション ID 


例 14–1 セッション ID をファイルに送信する例

この例は、セッション ID を保存して再利用できるようにする方法を示しています。

フォーマッタの名前

serialized

出力ファイルの名前

sessionid


# cr_cli -cmd udb.login -o serialized -of sessionid -u admin -p admin

udb.logout

このコマンドは、実行ユーザーをログアウトします。CLI コマンド cr_cli を使ってセッションからログアウトするには、—s (セッション ID) 引数を指定する必要があります。セッション ID は、udb.login コマンドが正常に実行されると返されます。セッション ID をファイルに保存する方法については、udb.login コマンドを参照してください。


# cr_cli -cmd udb.logout -s session_id

注 –

Jython シェル (clij) でコマンドを実行する場合、—s パラメータは必要ありません。


udb.whoami

このコマンドは、現在のセッションの所有者を帰します。

表 14–26 udb.whoami コマンドの結果

結果 

構文 

説明 

result 

UserID 

現在のユーザー ID