Sun N1 Service Provisioning System 5.2 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル

cdb.c: コンポーネントの管理

cdb.c コマンドでは、一般的なコンポーネント管理処理を行うことができます。

表 3–2 コンポーネントを管理する CLI コマンド

コマンド 

説明 

cdb.c.ci 

閲覧不可のコンポーネントおよびコンポーネントモデルをチェックインする 

cdb.c.co 

コンポーネントをチェックアウトする 

cdb.c.la 

すべてのコンポーネントの全バージョンを一覧表示する 

cdb.c.lo 

コンポーネントの詳細情報を一覧表示する 

cdb.c.lv 

コンポーネントの全バージョンを一覧表示する 

cdb.c.mod 

コンポーネントを変更する 

cdb.c.mv 

コンポーネントを移動する、または名前を変更する 

cdb.c.sc 

コンポーネントに 1 つ以上のカテゴリを割り当てる 

cdb.c.sh 

コンポーネントを表示する、または非表示にする 

cdb.c.del 

コンポーネントを削除する 

cdb.c.ci

特定のコンポーネントをチェックインするには、cdb.c.ci コマンドを使用します。このコマンドは、次のような場合に使用する必要があります。

表 3–3 cdb.c.ci コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

path 

必須 

InputStreamWrapper 

XML コンポーネント定義の場所 

major 

オプション 

ブール型 

新しいメジャーバージョンとしてチェックインするかどうか。デフォルトは false 

import 

オプション 

ブール型 

変数設定をインポートするかどうか。デフォルトは true 

hidePrev 

オプション 

ブール型 

古いコンポーネントを非表示にするかどうか。デフォルトは true 

parents 

オプション 

ブール型 

コンポーネントをチェックインするときに、存在しない親フォルダを作成するかどうか。デフォルトは false。 

result 

コンポーネント 

新しいコンポーネント 

cdb.c.co

このコマンドは、コンポーネントをチェックアウトし、指定されたコンポーネントを XML 書式で出力します。

表 3–4 cdb.c.co コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

comp 

必須 

ComponentID 

表示するコンポーネント XML の ID 

result 

コンポーネント 

XML 書式で出力されたコンポーネント 

cdb.c.la

このコマンドは、すべてのコンポーネントの全バージョンを一覧表示します。

表 3–5 cdb.c.la コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

sh 

オプション 

ブール型 

非表示のコンポーネントを表示するかどうか。デフォルトは false 

cat 

オプション 

CategoryID 

適用するカテゴリフィルタ。デフォルトは “all” 

folderID 

オプション 

FolderID 

親フォルダ ID。デフォルトはルートフォルダ (NM:/) 

flatView 

オプション 

ブール型 

結果をフラットビューで表示するかどうか。デフォルトは true 

result 

SummaryComponent- Array 

コンポーネント 

cdb.c.lo

このコマンドは、指定されたコンポーネントの詳細を一覧表示します。

表 3–6 cdb.c.lo コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

ID 

必須 

ComponentID 

表示するコンポーネントの ID 

result 

コンポーネント 

コンポーネント 

cdb.c.lv

このコマンドは、指定されたコンポーネントの全バージョンを一覧表示します。

表 3–7 cdb.c.lv コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

comp 

必須 

ComponentID 

コンポーネント 

result 

SummaryComponent- Array 

コンポーネントの全バージョン 

cdb.c.mod

このコマンドは、コンポーネントを変更し、新しいバージョンのコンポーネントを生成します。

表 3–8 cdb.c.mod コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

comp 

必須 

ComponentID 

コンポーネント 

label 

オプション 

文字列 

コンポーネントラベル 

desc 

オプション 

文字列 

コンポーネントの説明 

rva 

オプション 

StringArray 

コンポーネントのバージョン。バージョン番号は、推奨バージョンには「#」、デフォルトバージョンには「+」、最新バー ジョンには「-」を使用する。すべてのコンポーネントで最新バージョンを使用する場合は、この引数を省略する。 

この引数は、複合コンポーネントにのみ適用可能 

hidePrev 

オプション 

ブール型 

古いバージョンを非表示にするかどうか。デフォルトは true 

result 

コンポーネント 

コンポーネント 

cdb.c.mv

このコマンドは、コンポーネントを移動するか、コンポーネントの名前を変更します。

表 3–9 cdb.c.mv コマンドの引数

引数 

構文 

説明 

ID 

必須 

ComponentID 

移動する、または名前を変更するコンポーネントの ID 

fullname 

必須 

文字列 

コンポーネントの新しい完全名 (パス + 名前) 

cdb.c.sc

このコマンドは、コンポーネントにカテゴリセットを関連付けます。

表 3–10 cdb.c.sc コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

ID 

必須 

ComponentID 

影響を受けるコンポーネントの ID 

catIDs 

必須 

CategoryIDSet 

このコンポーネントに関連付けるカテゴリの ID 

all 

オプション 

ブール型 

全バージョンのコンポーネントを変更するかどうか。デフォルトは false 

cdb.c.sh

このコマンドは、コンポーネントを表示または非表示にします。

表 3–11 cdb.c.sh の引数

引数 

構文 

説明 

ID 

必須 

ComponentID 

表示または非表示にするコンポーネントの ID 

hide 

必須 

ブール型 

コンポーネントを非表示に設定するかどうか 

all 

オプション 

ブール型 

全バージョンのコンポーネントを変更するかどうか。デフォルトは false 

cdb.c.del

このコマンドは、コンポーネントを削除します。

表 3–12 cdb.c.del コマンドの引数

引数 

構文 

説明 

ID 

必須 

ComponentID 

削除するコンポーネントの ID 

all 

オプション 

ブール型 

全バージョンのコンポーネントを削除するかどうか。デフォルトは false