Sun N1 Service Provisioning System 5.2 システム管理者ガイド

付録 B 一般的に更新される構成変数

config.properties ファイルで一般的に更新される構成変数は次のとおりです。

rsrc.maxMSRepoSize

マスターサーバーリポジトリが使用するディスク容量の上限値です。デフォルト値は 100G バイトです。

rsrc.maxTransientRepoSize

リモートエージェントまたローカルディストリビュータリポジトリが使用するディスク容量の上限値です。デフォルト値は 1G バイトです。この値は、リモートエージェントまたはローカルディストリビュータが受信できる転送ファイルの最大値を反映する必要があります。

userdb.sessionTimeout

セッションはここで指定した時間 (ミリ秒単位で指定) 非アクティブ状態になり、その後削除されます。デフォルトは 30 分です。

userdb.reaperInterval

ここで指定した時間 (ミリ秒単位で指定) 待機したあと、セッションテーブルから非アクティブなセッションが削除されます。この設定はパフォーマンスチューニングのために使用され、セッションタイムアウト値とほぼ一致します。デフォルトは 60 分です。

userdb.enableSessionVariablePersist

ユーザーがセッション変数を編集したときに、セッション変数をデータベースに保存するかどうかを示すブール値です。デフォルト値は true です。

userdb.authModules

ユーザー認証に使用する、有効な認証方式名のコンマ区切りのリストです。 internal 以外の方式は、jaas.config ファイルにも同様に含める必要があります。デフォルト値は internal です。