<control> 要素には次の属性があります。
access – accessEnum 型のオプション属性で、制御ブロックのアクセシビリティーを指定します。次の値が有効です。
PUBLIC – アクセスは制限されません。これがデフォルト値です。
PROTECTED– アクセスは同じパス内の派生コンポーネントとエンティティーに制限されます。
PATH – アクセスは同じパス内のエンティティーに制限されます。
PRIVATE – アクセスはこのコンポーネントに制限されます。
コンポーネントから直接実行できるのは PUBLIC ブロックだけです。
modifier – modifierEnum 型のオプション属性で、制御ブロックのオーバーライド要件を指定します。次の値が有効です。
ABSTRACT – ブロックに本体を含めることはできません。その代わりに本体は、非抽象派生コンポーネントによって指定する必要があります。制御ブロックを抽象と宣言できるのは、コンポーネントも抽象と宣言されている場合だけです。抽象ブロックは専用にはできません。非抽象ブロックの場合、本体を宣言する必要があります。
FINAL – 制御ブロックを派生コンポーネントによってオーバーライドすることはできません。
この属性を指定しない場合、派生コンポーネントはブロックをオーバーライドするかどうかを選択できます。
name – entityName 型の必須属性で、制御ブロックの名前。これは、制御を実行するために <call> ステップから参照されます。
returns – オプション属性で、ブロックが値を返す必要があることを示します。有効な値は true または false です。returns=true が指定された場合、ブロック内の各実行ステップは <return> ステップまたは捕捉されていない <raise> ステップで終わる必要があります。デフォルトは false です。