<successCriteria> 要素の属性

<successCriteria> 要素には次のオプション属性があります。status、outputMatches、および errorMatches 属性の中から複数の属性が指定されると、それらの AND (論理積) がとられます。

• status – integer 型のオプション属性で、コマンドの適切な終了ステータス。この値は正の整数でなければなりません。

• outputMatches – オプション属性で、コマンドによって生成された標準出力を照合する正規表現。この値は、空でない文字列にする必要があります。この属性は、単純置換変数を参照できます。

• errorMatches – オプション属性で、コマンドによって生成された標準エラー出力を照合する正規表現。この値は、空でない文字列にする必要があります。この属性は、単純置換変数を参照できます。

• inverse – Boolean 型のオプション属性で、true に設定されると、<successCriteria> で指定された各条件が否定されます。デフォルト値は false です。このステップが成功するのは、<successCriteria> の各属性で指定された条件が一致しない場合だけです。

  たとえば、<execNative> ステップとそれに続く <successCriteria> が成功するのは、 status が 1 ではなく、標準出力が bin と一致せず、標準エラーが none と一致しない場合です。

  <successCriteria status=”1” outputMatches=”bin” errorMatches=”none” inverse=”true”/>

  inverse 属性だけを含む <successCriteria> 要素は、inverse 属性なしで保存されます。そのため、次の文を指定すると要素は <successCriteria/> として保存され、<successCriteria> 要素は無視されます。

  <successCriteria inverse=”true”/>