<plugin> 要素の概要

<plugin> 要素は、プラグインスキーマの最上位の要素です。<plugin> 要素は、プラグインのパーツを特定します。

<plugin> 要素の属性

<plugin> 要素には次の属性があります。

• name – プラグインの名前。name 属性の最大長は 64 です。プラグイン名は、com.sun.solaris の形式に似た構造に従います。

• description – プラグインのオプションの説明。

• vendor – プラグインの提供元。

• version – プラグインのバージョン。バージョン番号は標準的な x.y (major.minor) の形式に従う必要があります。

• schemaVersion – 使用されるプラグイン XML スキーマのバージョンである、型 schemaVersion の必須属性。指定可能な値は、5.0、5.1、5.2 のみ。

  スキーマのバージョン 5.2 は、バージョン 5.0 および 5.1 と下位互換性があります。

• previousVersion – システム上に存在すると想定されているこのプラグインのバージョンであるオプションの属性。指定されていない場合は、初期インストールが想定されます。指定されている場合、値はプラグインをアップグレードする元のバージョンを表します。

• xmlns – 次の値を持つ必須文字列。

  http://www.sun.com/schema/SPS

• xmlns:xsi – 必須文字列で、次の値を持っています。

  http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance

• xsi:schemaLocation – オプション文字列で、推奨値は次の値です。

  http://www.sun.com/schema/SPS plugin.xsd

<plugin> 要素の子要素

<plugin> 要素は、次の子要素を含むことができます。

• <readme> – プラグイン作成者が作成した readme ファイルへのオプションパス

• <serverPluginJAR> – マスターサーバーで実行するサーバー側プラグインコードを含んだ JAR ファイルへのオプションパス

• <gui> – プラグインのオプション GUI 拡張

• <dependencyList> – このプラグインが依存する外部プラグインのオプションリスト

• <memberList> – プラグインの一部として作成するメンバーオブジェクトのオプションリスト

  これらのメンバーオブジェクトは、任意の数のフォルダ、ホスト型、ホストセット、ホスト検索、コンポーネント、およびプランのオブジェクトを含むことができます。これらのメンバーオブジェクトは、任意の順序で指定できます。