Sun N1 Service Provisioning System 5.2 XML スキーマリファレンスガイド

ターゲット設定可能コンポーネント

<targetRef> 要素が存在していれば、インストールされたコンポーネントは、ほかのコンポーネントの配備ターゲットとして使用できることを示します。このようにターゲット設定可能にするには、コンポーネントの各インストール済みインスタンスを、一意の仮想ホストまたは物理ホストに関連付けます。

ターゲット設定可能コンポーネントを使用することで、プランは、関連付けられたホストをターゲットにして、インストール済みコンポーネントを論理的にターゲットにできます。通常、ターゲット設定可能コンポーネントは仮想ホストを作成します。ただし、ターゲット設定可能コンポーネントに物理ホストを作成させることもできます。物理ホストは、関連付けられたホストが独自の Remote Agent を持つモデルで便利です。SolarisTM 10 Zone をモデル化するコンポーネントがこれに該当します。

<targetRef> 要素を定義するコンポーネントは、「ターゲット設定可能コンポーネント」と呼ばれます。ターゲット設定可能コンポーネントは、インストール時に、そのほかのコンポーネントの配備ターゲットとして機能するホストを作成します。ターゲット設定可能コンポーネントをアンインストールすると、そのコンポーネントによって作成されたホストが自動的に削除されます。このようなホストは「Hosts」ページに一覧表示されますが、一覧表示から削除することはできません。またそれらに対して可能な編集の種類も制限されています。