Sun N1 Service Provisioning System 5.2 には、マスターサーバーのブラウザインタフェースを使用してリモートエージェントとローカルディストリビュータをアップグレードできる自動アップグレードユーティリティーがあります。
CLI コマンドを使用したアップグレードの詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の「node コマンドの概要」を参照してください。
リモートエージェントとローカルディストリビュータをアップグレードする前にマスターサーバーを移行します。
Sun N1 Service Provisioning System 5.2 マスターサーバーのブラウザインタフェースにログインします。
「Hosts」をクリックします。
「masterserver」をクリックします。
「Update Entire N1 SPS network...」ボタンをクリックします。
ウィンドウが開かれ、アップグレード中のホストの一覧と、アップグレードの進捗状態が表示されます。処理が完了したところで、次のメッセージが表示されます。
Host Update not yet complete. |
「Close」ボタンをクリックします。
アップグレードの第 2 段階を完了するために、「Update Entire N1 SPS network...」ボタンをもう一度クリックします。
アップグレード中のホストの一覧と、アップグレードの進捗状態が表示されます。処理が完了したところで、各ホストのステータスが「Updated」と表示されます。
「Close」ボタンをクリックします。
以上でアップグレードが完了します。
アップグレードしたホストの準備作業を行います。
アップグレードしたホストでプランを実行する前に、そのホストの準備作業を行う必要があります。ホストの準備作業は、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 システム管理者ガイド』の「物理ホストを準備する」の説明に従ってください。