Sun N1 Service Provisioning System 5.2 インストールガイド

リモートエージェントとローカルディストリビュータのアップグレード

Sun N1 Service Provisioning System 5.2 には、マスターサーバーのブラウザインタフェースを使用してリモートエージェントとローカルディストリビュータをアップグレードできる自動アップグレードユーティリティーがあります。

CLI コマンドを使用したアップグレードの詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』「node コマンドの概要」を参照してください。

Procedureリモートエージェントとローカルディストリビュータをアップグレードする

始める前に

リモートエージェントとローカルディストリビュータをアップグレードする前にマスターサーバーを移行します。

  1. Sun N1 Service Provisioning System 5.2 マスターサーバーのブラウザインタフェースにログインします。

  2. 「Hosts」をクリックします。

  3. 「masterserver」をクリックします。

  4. 「Update Entire N1 SPS network...」ボタンをクリックします。

    ウィンドウが開かれ、アップグレード中のホストの一覧と、アップグレードの進捗状態が表示されます。処理が完了したところで、次のメッセージが表示されます。


    Host Update not yet complete.
  5. 「Close」ボタンをクリックします。

  6. アップグレードの第 2 段階を完了するために、「Update Entire N1 SPS network...」ボタンをもう一度クリックします。

    アップグレード中のホストの一覧と、アップグレードの進捗状態が表示されます。処理が完了したところで、各ホストのステータスが「Updated」と表示されます。

  7. 「Close」ボタンをクリックします。

    以上でアップグレードが完了します。

  8. アップグレードしたホストの準備作業を行います。

    アップグレードしたホストでプランを実行する前に、そのホストの準備作業を行う必要があります。ホストの準備作業は、『Sun N1 Service Provisioning System 5.2 システム管理者ガイド』「物理ホストを準備する」の説明に従ってください。