Solaris 8 または 9 リリースが稼働しているサーバーについては、JET は、配備用に自動的に NFS サービスを有効にします。Solaris JET サーバーで Solaris 10 OS が稼働している場合は、JET サーバーの NFS サービスを手動で有効にする必要があります。次の手順に従ってください。
root として Solaris 10 JET サーバーにログインします。
svcadm -v enable network/nfs/server コマンドを入力します。
NFS サービスが有効になり、管理サーバーを再起動するとサービスが起動します。システムを再起動したら、svcs コマンドを使って、NFS サービスが起動しているかどうかを確認できます。
# svcs | grep nfs online Apr_08 svc:/network/nfs/cbd:default online Apr_08 svc:/network/nfs/client:default online 14:03:18 svc:/network/nfs/status:default online 14:03:18 svc:/network/nfs/nlockmgr:default online 14:03:18 svc:/network/nfs/server:default online 14:03:18 svc:/network/nfs/mapid:default online 14:03:18 svc:/network/nfs/rquota:default |
共有される各ファイルシステムのエントリを /etc/dfs/dfstab ファイルに追加します。
自動的に共有する各ファイルシステムのファイルにエントリを 1 つ追加します。各エントリは、ファイル中に 1 行で記述する必要があり、次のような構文を使用します。
share [-F nfs] [-o specific-options] [-d description] pathname |
/etc/dfs/dfstab の説明は、dfstab(4) マニュアルページを参照してください。また、オプションの完全なリストは、share_nfs(1M) マニュアルページを参照してください。
ファイルシステムを共有します。
エントリを /etc/dfs/dfstab に追加したあと、システムをリブートするか、shareall コマンドを使用して、ファイルシステムを共有可能にします。
# shareall |
情報が正しいことを確認します。
share コマンドを実行し、適切なオプションが表示されていることを確認します。
# share - /export/share/man ro "" - /usr/src rw=eng "" - /export/ftp ro,public "" |