スクリーンセーバーアプリケーションでは、1 つ以上のスクリーンセーバーディスプレイを選択できます。スクリーンセーバーディスプレイは、画面が使用されていないときに、画面上にイメージを表示するアプリケーションのことスクリーンセーバーディスプレイは、 XScreenSaver ファイルと $HOME/.xscreensaver ファイルに記述されています。
新しいスクリーンセーバーディスプレイを追加するには、そのディスプレイの実行ファイルをディスプレイ用のディレクトリにコピーします。スクリーンセーバーディスプレイのコマンドを XScreenSaver ファイルまたは $HOME/.xscreensaver ファイルに追加します。ウィンドウ内ではなく、全画面上でスクリーンセーバーディスプレイを実行するのに必要となる引数を含めます。たとえば、スクリーンセーバーディスプレイを全画面に表示するのに、-root オプションを含める場合があります。
Java デスクトップシステムでは、ディスプレイの格納場所は /usr/lib/xscreensaver ディレクトリです。
スクリーンセーバーディスプレイを無効にするには、設定ファイルで、スクリーンセーバーディスプレイのコマンドの先頭にマイナス記号 (-) を追加します。以下の $HOME/.xscreensaver ファイルからの抜粋は、Qix (solid) スクリーンセーバーディスプレイを無効化した状態を表しています。
- "Qix (solid)" qix -root -solid -segments 100