Java Desktop System Release 2 Ximian Evolution 1.4 ユーザーズガイド

受信電子メールオプションの構成

受信電子メールオプションは、Evolution 設定アシスタントの「メールの受信」の 2 ページ目に入力します。 表 2–3 に、構成可能な受信電子メールオプションを示します。

受信電子メールオプションの指定を完了したら、「進む」ボタンをクリックします。

表 2–3 受信電子メールオプション

要素 

説明  

「新着メールの有無を自動的に検査する」

Evolution で、自動的に新しいメールを確認する場合は、このオプションを選択します。 スピンボックスを使用して、新しいメッセージを確認する間隔 (分) を指定します。

「すべてのフォルダの新着メールの有無を確認します」

Evolution で、自動的にすべての IMAP フォルダ内の新しいメールを確認する場合は、このオプションを選択します。

「IMAP」 オプションを選択した場合のみ。

「購読したフォルダだけ表示」

すべての IMAP フォルダではなく、指定した IMAP フォルダのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

「IMAP」 オプションを選択した場合のみ。

「サーバーが提供するフォルダのネームスペースより優先する」

IMAP ネームスペースは、メッセージが格納されるディレクトリです。 IMAP サーバーが提供するデフォルトのネームスペース以外のネームスペースにメッセージを格納する場合は、このオプションを選択します。

「IMAP」 オプションを選択した場合のみ。

「ネームスペース」

「サーバーが提供するフォルダのネームスペースより優先する」オプションを選択した場合、このフィールドにメッセージを格納するネームスペースを入力します。

「IMAP」 オプションを選択した場合のみ。

「このサーバー上の INBOX 内にある新規メッセージへフィルタを適用する」

ローカル領域にダウンロードしたメッセージだけではなく、IMAP サーバーの「受信箱」に届けられたメッセージにも、メッセージフィルタを適用する場合は、このオプションを選択します。

「IMAP」 オプションを選択した場合のみ。

「サーバーにメッセージを残す」

POP サーバーにメッセージのコピーを格納する場合は、このオプションを選択します。 

「POP」オプションを選択した場合のみ。

「INBOX 内の新規メッセージへフィルタを適用します」

「受信箱」内のメッセージにフィルタを適用する場合は、このオプションを選択します。

次のオプションのみ使用できます。  

  • 「Maildir 形式のメールディレクトリ」:

  • 「標準的な UNIX の mbox 形式のスプールまたはディレクトリ」:

「Elm/Pine/Mutt 書式にステータスヘッダを保存する」

X-Status メッセージヘッダ形式を使用する場合は、このオプションを選択します。

X-Status メッセージヘッダ形式を使用する電子メールアプリケーションを使用している場合は、このオプションを選択してください。 X-Status メッセージヘッダ形式を使用するアプリケーションとして、ElmmuttPine があります。

「標準的な UNIX の mbox 形式のスプールまたはディレクトリ」オプションを選択した場合のみ。

「フォルダ '.folder' のサマリファイル (exmh) を使用する」

Evolution で、exmh アプリケーションが生成するフォルダのサマリファイルを使用する場合は、このオプションを選択します。

「MH 形式のメールディレクトリ」オプションを選択した場合のみ。