Java Desktop System Release 2 ユーザーズガイド

入力方式の設定

入力方式 設定ツールにアクセスするには、 「起動」をクリックし、 「設定」->「デスクトップの設定」-> 「入力方式」の順に選択します。

入力方式とは、キーボードでのタイプ以外の方法でテキストを入力できるようにするソフトウェアコンポーネントです。 入力方式は一般的に、数千種類の文字を使用する言語のテキストを、それよりはるかに少ない数のキーを持つキーボードで入力するために使用されます。 入力方式は、主に日本語、中国語、韓国語などの言語に関係します。

入力方式設定ツールを使用して、整数および多言語の入力方式の機能を設定します。

表 8–8 に、入力方式設定ツールの要素を示します。

表 8–8 入力方式設定ツール

要素 

説明 

「GNOME 入力方式スイッチ」

入力方式機能を有効にする。 このオプションを選択すると、「入力方式の設定」 ダイアログ内のすべてのオプションが選択可能になる。 このオプションを変更すると、現在のセッションにただちに影響が発生する

「言語ステータスバーを有効にする」

入力方式のステータスバーを表示する 

「配置」

言語のステータスバーが配置される場所を、ドロップダウンリストから選択する。 選択肢は次のとおり 

「デスクトップパネル上」

「各アプリケーションのウィンドウフレームに接続」

「入力文字の候補ウィンドウを有効にする」

候補選択ウィンドウを使用する。 このオプションを選択すると、入力方式機能によって、アプリケーションウィンドウにコミットするように選択できる文字がポップアップウィンドウに一覧表示される