Java Desktop System Release 2 ユーザーズガイド

現在のセッションの設定

「現在のセッション」タブセクションを使用すると、自動起動の順序値を指定したり、現在のセッションでのセッション管理下のアプリケーションの再起動方式を選択できます。

表 8–27 に、構成可能な現在のセッションの設定を示します。

表 8–27 現在のセッションの設定

ダイアログ要素 

説明 

「順番」

「順番」設定は、セッションマネージャが起動するセッション管理下の起動アプリケーションの順序を指定する。 セッションマネージャは、低い値を持つアプリケーションから先に起動する。 デフォルトは 50

自動起動アプリケーションの順序を指定するには、表からアプリケーションを選択する。 「順番」スピンボックスを使用して、起動順序の値を指定する

「スタイル」

「スタイル」設定は、アプリケーションの再起動スタイルを決定する。 アプリケーションの再起動スタイルを選択するには、表からアプリケーションを選択して、次のいずれかの方式を選ぶ

  • 「普通」

    Java Desktop System セッションの開始時に自動的に起動する。 この再起動方式のアプリケーションをセッション中に終了するには、kill コマンドを使用する

  • 「再起動」

    アプリケーションを閉じるか、終了すると自動的に再起動する。 セッション中に継続してアプリケーションを実行する必要がある場合は、アプリケーションにこの方式を指定する。 この再起動方式のアプリケーションを終了するには、表からアプリケーションを選択して、「削除」ボタンをクリックする

  • 「ごみ箱」

    Java Desktop System セッションの開始時には起動しない

  • 「設定」

    セッションを開始すると自動的にアプリケーションが起動する。 この方式のアプリケーションは、通常、低い起動順序値を持ち、Java Desktop System およびセッション管理下のアプリケーションの構成設定を格納する

「削除」

「削除」ボタンをクリックすると、リストから選択したアプリケーションを削除する。 アプリケーションは、セッションマネージャから削除されて、閉じる。 削除したアプリケーションは、次回セッションを開始したときに起動されない

「適用」

「適用」ボタンをクリックすると、起動順序および再起動方式に変更を適用する