Java Desktop System Release 2 ユーザーズガイド で記述されている多くの情報は、以下のリリースの Java Desktop System に共通しています。
x86 版 Solaris™ オペレーティングシステム用 Java Desktop System Release 2
Linux 版 Java Desktop System Release 2
共通ではない情報では、プラットフォームが示されています。
このマニュアルは、Java Desktop System をデフォルトのデスクトップ環境として使用するユーザーを対象としています。
このマニュアルを読む前に、以下のトピックについて知っておく必要があります。
スリーボタンマウスデバイス
グラフィカルユーザーインタフェース
コマンドラインインタフェース
このマニュアルの構成は次のとおりです。
基本的な操作
この章では、Java Desktop System セッションの起動方法、管理方法、および終了方法について説明します。
Java Desktop System の概要
この章では、 Java Desktop System の主要なコンポーネントおよび機能について説明します。 このマニュアルのほかの章を読まない場合でも、この章は必ず読むようにしてください。
パネルの操作方法
パネルは、Java Desktop System の主要コンポーネントです。 この章では、パネルのさまざまな部分の操作方法や、パネルを使用して利用できる Java Desktop System の機能を呼び出す方法について説明します。
メニューの操作方法
この章では、Java Desktop System のメニューの使用方法とカスタマイズ方法について説明します。
ウィンドウの操作方法
ウィンドウの移動やサイズ変更など、基本的なウィンドウ機能について説明します。 また、ウィンドウで使用する制御についても説明します。
ファイルマネージャの使用方法
▼▼この章では、ファイルシステムと連携するファイルマネージャの使用法について説明します。
ディスクトップ背景の使用方法
アプリケーションを起動したり、ファイルおよびフォルダを開くためのデスクトップ背景の使用方法について説明します。 デスクトップ背景でのごみ箱の使い方や、デスクトップ背景メニューの使い方、またデスクトップ背景のカスタマイズ方法についても説明します。
設定ツールの使用方法
この章では、設定ツールを使用した、Java Desktop System のカスタマイズ方法について説明します。
付録 A: マウスとキーボードの機能
マウスの使用方法、ショートカットキー、基本的なウィンドウ操作、および基本的 なダイアログ操作について説明します。
用語集はこのマニュアルで使用される用語およびその定義のリストです。
『Java Desktop System Release 2 Accessibility Guide 』
『Java Desktop System Release 2 インストールガイド』
『Java Desktop System Release 2 ご使用にあたって』
『Java Desktop System Release 2 システム管理』
『Java Desktop System Release 2 問題の解決方法』
『Java System Update Service ユーザーズガイド』
上記マニュアルは、 付随のソフトウェアメディア、および http://docs.sun.com で参照できます。
次に、このマニュアルを読む際に参考になるマニュアルを示します。
『StarSuite 7 Office Suite 管理ガイド』
『StarSuite 7 Office Suite 基本ガイド』
『StarSuite 7 Office Suite インストールの手引き』
『StarSuite 7 Office Suite ユーザーズガイド』
『Ximian Evolution 1.4 ユーザーズガイド Sun Microsystems Edition』
上記マニュアルは、 付随のソフトウェアメディア、および http://docs.sun.com で参照できます。
docs.sun.com では、Sun が提供しているオンラインマニュアルを参照することができます。マニュアルのタイトルや特定の主題などをキーワードとして、検索を行うこともできます。URL は、http://docs.sun.com です。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P–1 表記上の規則
字体または記号 |
意味 |
例 |
---|---|---|
AaBbCc123 |
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。 system% |
AaBbCc123 |
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 |
system% su password: |
AaBbCc123 |
変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 |
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。 |
『 』 |
参照する書名を示します。 |
『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。 |
「 」 |
参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。 |
第 5 章「衝突の回避」を参照してください。 この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。 |
\ |
枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。 |
sun% grep `^#define \ XV_VERSION_STRING' |
コード例は次のように表示されます。
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。
***下記の規則に該当する場合は、該当する規則のみ表記する。どちらも該当しない場合は、このセクションごと削除。***
このマニュアルでは、英語環境での画面イメージを使っています。このため、実際に日本語環境で表示される画面イメージとこのマニュアルで使っている画面イメージが異なる場合があります。本文中で画面イメージを説明する場合には、日本語のメニュー、ボタン名などの項目名と英語の項目名が、適宜併記されています。
このマニュアルでは、「x86」という用語は、Intel 32 ビット系列のマイクロプロセッサチップ、および AMD が提供する互換マイクロプロセッサチップを意味します。