はじめてセッションを開始すると、スタートアップ画面が表示されるとともに、画面の下部にパネルが、デスクトップの背景にさまざまなアイコンが表示されます。
ここでは、セッションをはじめて開始するときの画面の表示について説明します。システム管理者が、ローカルな要求に応じてデフォルトのボトムエッジパネルを設定している場合があります。したがって、ここで説明するボトムエッジパネルと多少異なる可能性があります。
Java Desktop System のスタート画面の一般的な構成は、以下のとおりです。
このコンピュータ
メディアや使用中のシステムの詳細設定にアクセスします。
ドキュメント
デフォルトディレクトリ内に保存されたファイルに直接アクセスします。
ネットワークプレイス
単一のディレクトリから、ネットワーク化されたコンピュータにアクセスするために使用する
「ごみ箱」
ファイル、フォルダ、デスクトップオブジェクトの一時保持領域を提供します。これらのデータは後で取り出すことも、完全に削除することもできます。
StarSuite 7
StarSuite アプリケーションを起動します。
Java™ Desktop System について学ぶ
Java Desktop System
の概要にアクセスできるヘルプブラウザを起動します。
ボトムエッジパネル
デフォルトでは、以下のパネルオブジェクトがボトムエッジパネルに表示されます。
「起動」ボタン: Java Desktop
System
のアプリケーションや構成ツールのメニュー項目が提供されます。
クロック
: パネルに日時を表示します。
「デスクトップの表示」
: このボタンをクリックすると、開かれているすべてのウィンドウがアイコン化されます。
ウィンドウリスト
: 開いている各ウィンドウを示すボタンを表示します。ウィンドウリストボタンをクリックすると、ウィンドウの最小化と元のサイズへの復元を行うことができます。
「通知スペース」
: アプリケーションのアクティビティを示すさまざまなアイコンを表示します。たとえば、CD プレイヤー
アプリケーションで CD を再生しているときは、CD アイコンが通知スペース
に表示されます。
ワークスペーススイッチ
: ワークスペースを視覚的に表示します。ワークスペーススイッチ
を使用して、ワークスペース間を切り替えることができます。
ボリュームコントロール
: システムの音量を制御し設定するボタンを表示します。
ネットワークモニター
: ネットワークの活動状況を監視できるダイアログを表示します。
デスクトップ背景
デスクトップの背景は、Java Desktop System 上の他のすべてのコンポーネントの後ろにあります。デスクトップの背景は、ユーザーインタフェースのアクティブコンポーネントです。デスクトップ背景に複数のオブジェクトを置くことで、ファイルおよびディレクトリにすばやくアクセスできます。また、頻繁に使用するアプリケーションをデスクトップに配置して、ここから起動することもできます。デスクトップ背景上で右クリックすると、メニューを開くことができます。