『Java Desktop System Release 3 ユーザーズガイド』では、以下のリリースについて説明しています。
SolarisTM オペレーティングシステム向け SunTM JavaTM Desktop System Release 3
Linux オペレーティングシステム向け SunTM Java TM Desktop System Release 3
このマニュアルの内容のほとんどは、Java Desktop System のすべてのリリースに当てはまります。汎用的でない情報については、プラットフォームを明示しています。
このマニュアルは、Java Desktop System をデフォルトのデスクトップ環境として使用することをご検討されているユーザーを対象にしています。このマニュアルは次のような場合に利用できます。
デスクトップでアプリケーションの作業を行う
個人的に使用するデスクトップの外観をカスタマイズする
特定の機能について詳細を知る
このマニュアルの構成は次のとおりです。
この章では、Java Desktop System セッションの起動方法、管理方法、および終了方法について説明します。
パネルは、Java Desktop System の主要コンポーネントです。この章では、パネルのさまざまな部分の操作方法や、パネルを使用して利用できる Java Desktop System の機能を呼び出す方法について説明します。
この章では、Java Desktop System のメニューの使用方法とカスタマイズ方法について説明します。
ウィンドウの移動やサイズ変更など、基本的なウィンドウ機能について説明します。また、ウィンドウで使用する制御についても説明します。
この章では、ファイルシステムと連携するファイルマネージャの使用法について説明します。
アプリケーションを起動したり、ファイルおよびフォルダを開くためのデスクトップ背景の使用方法について説明します。デスクトップ背景でのごみ箱の使い方や、デスクトップ背景メニューの使い方、またデスクトップ背景のカスタマイズ方法についても説明します。
この章では、設定ツールを使用した、Java Desktop System のカスタマイズ方法について説明します。
マウスの使用方法、ショートカットキー、基本的なウィンドウ操作、および基本的 なダイアログ操作について説明します。
用語集では、このマニュアルで使用されている用語とそれらの意味を示します。
このマニュアルを読む前に、デスクトップに置かれている「Java™ Desktop System について学ぶ」アイコンをクリックしてください。Java Desktop System
の概要にアクセスできるヘルプブラウザが起動されます。
また、以下のトピックについて知っておく必要もあります。
スリーボタンマウスデバイス
グラフィカルユーザーインタフェース
コマンドラインインタフェース
マウスの使用方法、ショートカットキー、ウィンドウの基本操作、ダイアログの基本操作などについては、付録 A 「マウスとキーボードの機能」を参照してください。
『Java Desktop System Release 3 Accessibility Guide』
『Java Desktop System Release 3 システム管理』
『Java Desktop System Release 3 インストールガイド』
『Java Desktop System Release 3 ご使用にあたって』
『Java Desktop System Release 3 問題の解決方法』
上記マニュアルは、 付随のソフトウェアメディア、および http://docs.sun.com で参照できます。
次に、このマニュアルを読む際に参考になるマニュアルを示します。
『Java Desktop System 電子メールとカレンダ・ユーザーズガイド』
『StarSuite 7 Office Suite 管理ガイド』
『StarSuite 7 Office Suite 基本ガイド』
『StarSuite 7 Office Suite インストールの手引き』
『StarSuite 7 Office Suite ユーザーズガイド』
『System Configuration Manager, Release 1』
上記マニュアルは、付随のソフトウェアメディア、および http://docs.sun.com で参照できます。
docs.sun.comSM では Sun が提供しているオンラインマニュアルを参照することができます。docs.sun.com のアーカイブを参照できるほか、書籍のタイトルまたはテーマから検索することも可能です。URL は http://docs.sun.com です。
Sun Microsystems では、印刷された精選の製品マニュアルを提供しています。マニュアルのリストおよび注文方法については、 http://docs.sun.com の “Buy printed documentation” を参照してください。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用しま す。
表 P–1 表記上の規則
字体または記号 |
意味 |
例 |
---|---|---|
AaBbCc123 | コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力を示します。 |
.login ファイルを編集します。 ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。 machine_name% メールが届いています。 |
AaBbCc123 | ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。 |
machine_name% su Password: |
AaBbCc123 | コマンドライン上のプレースホルダを示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。 |
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。 |
AaBbCc123 |
書名、新しい単語あるいは用語、強調する単語を示します。 |
ユーザーズガイド の第 6 章を参照してください。 これらは class オプションといいます。 これを行うには、root でなければなりません。 |
次の表に、C シェル、Bourne シェル、および Korn シェルのデフォルトのシステムプロンプトおよびスーパーユーザープロンプトを示します。
表 P–2 シェルプロンプト
シェル |
プロンプト |
---|---|
C シェルプロンプト | machine_name% |
C シェルのスーパーユーザープロンプト | machine_name# |
Bourne シェルおよび Korn シェルプロンプト | $ |
Bourne シェルおよび Korn シェルのスーパーユーザープロンプト | # |
次の表は、Java Desktop System のマニュアルにおけるマウス操作についての用語をまとめたものです。
アクション |
定義 |
---|---|
クリック |
マウスを動かさずに、左マウスボタンを押して放す |
クリック&ホールド |
左マウスボタンを押したまま放さない |
左クリック |
クリックと同じ。左クリックは、右クリックと混乱する恐れがある場合に、操作を明確にするために使用する |
中央クリック |
マウスを動かさずに、中央マウスボタンを押して放す |
右クリック |
マウスを動かさずに、右マウスボタンを押して放す |
ダブルクリック |
マウスを動かさずに、すばやく2 回押して放す |
ドラッグ |
マウスボタンをクリック&ホールドして、オブジェクトを移動する。たとえば、ウィンドウまたはアイコンをドラッグできる。デスクトップ上では、左マウスボタンおよび中央マウスボタンを使用してドラッグを実行できる |
ドラッグ&ドロップ |
マウスボタンをクリック&ホールドして、オブジェクトを移動する。たとえば、ウィンドウまたはアイコンをドラッグ&ドロップできる。オブジェクトを配置する場所でマウスボタンを放す |
グラブ |
移動する項目をポイントし、マウスボタンをクリック&ホールドする。たとえば、ウィンドウのタイトルバーをグラブし、そのウィンドウを別の場所にドラッグできる |