Sun ワークステーションに接続された外部ストレージへの Windows Server オペレーティングシステムのインストールを開始する前に、次に示す重要な考慮事項を確認してください。
Windows オペレーティングシステムをインストールするときに、あらかじめインストールされていたオペレーティングシステムを含め、ブートドライブのすべてのデータが上書きされます。
外部ストレージに接続された、システムボード上の Intel® ICH10R AHCI SATA ディスク制御装置を使用してブートドライブを RAID 構成に含める場合、まず最初に、(ブート時に F2 キーを押してアクセスできる) システム BIOS 設定ユーティリティーを使用して「RAID」に対するシステムの SATA 構成設定を設定します。次に、Windows オペレーティングシステムをインストールする前に、(ワークステーションのブート時に Ctrl キーを押しながら I キーを押してアクセスできる) Intel Matrix Storage Manager option ROM ユーティリティーを使用して RAID ボリュームを設定します。
オプションの Sun StorageTekTM PCIe SAS 4 ポート内部 HBA (SGXPCIE4SAS3- Z、LSI ベース) を外部ストレージに接続し、ブートドライブを RAID 構成に含める場合、Windows オペレーティングシステムをインストールする前に (ワークステーションのブート時に Ctrl キーを押しながら C キーを押してアクセスできる) 制御装置の BIOS 設定ユーティリティーを使用して RAID ボリュームを設定します。
追加ハードウェアに必要な設定がある場合、オペレーティングシステムをインストールする前にハードウェアをインストールしてください。また、ワークステーションの BIOS 設定プログラムでブートデバイスの優先順位を設定する必要もあります。
オペレーティングシステムをインストールする際の第一の考慮事項は、外部ストレージドライバをディスク制御装置に提供することです。Windows Vista Ultimate には、使用しているワークステーションに必要な外部ストレージドライバが含まれません。外部ストレージドライバは、フロッピーディスク、USB フラッシュディスク、または CD/DVD で配布できます。
『Sun Ultra 27 ワークステーションご使用にあたって』の該当する節を確認して、使用しているワークステーションおよびインストールする Windows のバージョンに既知の問題がないかどうかを調べてください。
このドキュメントに記載されているインストール手順に従うと、外部ストレージドライバおよびオペレーティングシステムのメディアのインストール方法を選択できます。