Sun Ultra 27 ワークステーション Windows オペレーティングシステムインストールガイド

オペレーティングシステムのインストール


注意 – 注意 –

Windows のインストールにより、ブートディスクとして指定したドライブがフォーマットされます。そのディスク上の既存のデータはすべて失われます。


Procedureオペレーティングシステムをインストールする

  1. 「インストール要件」のすべての要件を満たしていることを確認します。

  2. ワークステーションの電源を切ってすぐに入れ直します。

    BIOS POST プロセスが開始されます。

  3. BIOS POST 画面に Press F8 for BBS POPUP プロンプトが表示されたら F8 を押します (図 5–1 を参照)。

    BBS POPUP メニューでブートデバイスを選択できます。

    図 5–1 F8 BBS POPUP プロンプトの例

    ブート時の F8 BBS POPUP プロンプトを示すグラフィック

  4. BIOS POST プロセスが完了すると、「起動デバイス (Boot Device)」メニューが表示されます (図 5–2 を参照)。Windows メディア CD をサーバーの DVD ドライブに挿入します。

    図 5–2 「起動デバイス (Boot Device)」メニューの例

    「起動デバイス (Boot Device)」メニューからの CD/DVD ドライブの選択を示すグラフィック

  5. 「起動デバイス (Boot Device)」メニューから DVD/CD-ROM ドライブまたは CD イメージを選択し、Enter キーを押します。

    CD からブートするにはいずれかのキーを押します (Press any key to boot from CD) 」というプロンプトが表示されたら、いずれかのキーをすばやく押します。

    Windows インストールウィザードが起動します。

  6. 「インストールの種類 (Installation Type)」ページが表示されるまで (図 5–3 を参照) インストールウィザードを進め、「カスタム (詳細) (Custom (advanced))」をクリックします。

    図 5–3 インストールの種類の選択ページ

    Windows のインストールの種類の選択ページを示すグラフィック

  7. 図 5–4 に示すように、「Windows のインストール場所を選択してください (Where Do You Want to Install Windows)」ページで、「ドライバの読み込み (Load Driver)」オプションをクリックします。

    図 5–4 Windows をインストールする場所のページの例

    Windows のインストールページを示すグラフィック

    「ドライバの読み込み (Load Driver)」ページが表示されます。

  8. 「ドライバの読み込み (Load Driver)」ページ (図 5–5を参照) で、「OK」をクリックします。

    ワークステーションから、作成した外部ストレージドライバメディア (フロッピー、USB フラッシュディスク、または CD/DVD) 上の外部ストレージドライバにアクセス可能であることを確認します。

    図 5–5 ドライバメディアの参照

    ドライバメディアの参照ページを示すグラフィック

  9. 「参照 (Browse)」ボタンをクリックし、ドライバメディアフォルダに移動します (図 5–6 を参照)。

    図 5–6 フォルダの参照画面の例

    フォルダの参照画面を示すグラフィック

  10. 次のうち、該当する外部ストレージドライバを選択し (32 ビットまたは 64 ビットバージョン)、「OK」をクリックします。

    • SATA の場合は「Intel ICH10 SATA AHCI Controller」

    • RAID の場合は「Intel ICH10 SATA RAID Controller」

    • オプションの Sun StorageTek HBA の場合は、「LSI Adapter, SAS 3000 Series, 4–port with 1064E」

    「ドライバの選択 (Driver Selection)」ページが表示され、選択したドライバが示されます (図 5–7 を参照)。

  11. 適切なドライバが選択されていることを確認し、「次へ (Next)」をクリックします。

    図 5–7 選択されたドライバページの例

    Windows の選択されたドライバページを示すグラフィック

    「Windows のインストール場所を選択してください (Where Do You Want to Install Windows)」ページが表示されます。

  12. 「Windows のインストール場所を選択してください (Where Do You Want to Install Windows)」ページ (図 5–8 を参照) で、次のいずれかの手順に従います。

    • Windows のデフォルトのパーティション情報を上書きしない場合、「次へ (Next)」をクリックして手順 14 にスキップします。

    • Windows のデフォルトパーティション情報を上書きする場合、「ドライバオプション (上級) (Driver Options (advanced))」オプションをクリックして次の手順に進みます。


      注意 – 注意 –

      既存のパーティションをフォーマットまたは再パーティション化すると、パーティション上のすべてのデータが失われます。


  13. ドライバオプションが表示された「Windows のインストール場所を選択してください (Where Do You Want to Install Windows)」ページ (図 5–8 を参照) で、次のいずれかの手順に従います。

    図 5–8 パーティション情報の変更

    Windows のパーティション情報の変更ページを示すグラフィック

    1. 「削除 (Delete)」をクリックして既存のパーティションを削除します。

    2. 「新規作成 (New)」をクリックして新しいパーティションを作成します。

    3. 必要に応じてサイズ設定を変更し、「適用 (Apply)」をクリックします。

    4. 「Next (次へ)」をクリックします。

  14. Windows のインストールが開始されます。

    インストールプロセスでは、システムが複数回再起動します。

  15. Windows のインストールが完了すると、Windows が起動し、ユーザーパスワードの変更を求めるプロンプトが表示されます。「OK」をクリックし、初期ユーザーログインアカウントの設定に進みます。

    初期ユーザーアカウントを作成すると、Windows Vista Ultimate デスクトップが表示されます。

  16. 終了したら、第 7 章重要なドライバおよびソフトウェアの更新に進みます。