Sun Java System Web Server 7.0 管理ガイド

セッションレプリケーションとフェイルオーバーの動作

この節では、セッションレプリケーションの動作について詳しく説明します。

Web Server は Web 要求の終了時に、サーバー構成ファイル server.xml 内に格納されたセッションレプリケーション構成に基づいてセッションデータをコピーする必要があるかどうかを判定します。

ここで、4 つのインスタンスが 1 つのクラスタを形成しており、管理サーバー上でセッションレプリケーションが有効になっている、というユースケースを考えます。

4 つのインスタンス (A、B、C、および D) が 4 つのノード上で稼働している Web Server クラスタにおけるセッションレプリケーションの手順は、次のとおりです。

Web Server クラスタ環境におけるフェイルオーバーの手順は、次のとおりです。

Web Server 7.0 のセッションレプリケーションでサポートされていない機能は、次のとおりです。