新しいサーバーインスタンスを作成する前に、次のチェックを行います。
構成が作成済みかどうかをチェックします。新しいサーバーインスタンスを作成するときには、既存のインスタンス構成を指定する必要があります。
サーバーファーム内の利用可能なすべてのノードに、要求された構成のインスタンスがすでに存在していないかチェックします。重複するインスタンスを作成することはできません。
新しいサーバーインスタンスを作成するには、次のタスクを実行します。
「構成」タブをクリックし、アクションリストから「新規インスタンス 」を選択します。
「新規インスタンスウィザード」ページで、インスタンスを作成する必要のある構成を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
「手順 2」で選択された構成のインスタンスが存在すべきノードを選択します。「次へ」ボタンをクリックします。
選択の概要を表示します。「次へ」ボタンをクリックして処理の結果を表示します。
CLI の使用
サーバーインスタンスを作成するには、次のコマンドを実行します。
wadm> create-instance --user=admin --password-file=admin.pwd --host=serverhost --port=8989 --config=config1 serverhost |
CLI リファレンスの create-instance(1) を参照してください。
「ノード」タブをクリックすることで、サーバー内で構成されているノードのリストを表示します。
ノード名のチェックボックスを選択してノードを選択します。
「インスタンスを起動」ボタンをクリックします。そのノードによって制御されているすべてのインスタンスのリストを含むページウィンドウが開きます。
インスタンスを選択し、「インスタンスを起動」ボタンをクリックします。そのインスタンスが起動されます。
インスタンスの状態が「稼働中」になっているか確認し、ウィンドウを閉じます。
CLI の使用
CLI 経由でサーバーインスタンスを起動するには、次のコマンドを実行します。
wadm> start-instance --user=admin --password-file=admin.pwd --host=serverhost --port=8989 --config=config1 nodehost1 |
CLI リファレンスの start-instance(1) を参照してください。
「ノード」タブをクリックすることで、サーバー内で構成されているノードのリストを表示します。
ノード名のチェックボックスを選択してノードを選択します。
「インスタンスを停止」ボタンをクリックします。そのノードによって制御されているすべてのインスタンスのリストを含むページウィンドウが開きます。
インスタンスを選択し、「インスタンスを停止」ボタンをクリックします。そのインスタンスが停止します。
インスタンスの状態が「停止中」になっているか確認し、ウィンドウを閉じます。
CLI の使用
CLI 経由でサーバーインスタンスを停止するには、次のコマンドを実行します。
wadm> stop-instance --user=admin --password-file=admin.pwd --host=serverhost --port=8989 --config=config1 nodehost1 |
CLI リファレンスの stop-instance(1) を参照してください。
「ノード」タブをクリックすることで、サーバー内で構成されているノードのリストを表示します。
ノード名のチェックボックスを選択してノードを選択します。
「インスタンスを再起動」ボタンをクリックします。そのノードによって制御されているすべてのインスタンスのリストを含むページウィンドウが開きます。
インスタンスを選択し、「インスタンスを再起動」ボタンをクリックします。そのインスタンスが再起動されます。
インスタンスの状態が「稼働中」になっているか確認し、ウィンドウを閉じます。
CLI の使用
wadm> restart-instance --user=admin --password-file=admin.pwd --host=serverhost --port=8989 --config=config1 nodehost1 |
CLI リファレンスの restart-instance(1) を参照してください。
構成に変更を加えてもインスタンスを再起動する必要がない場合があります。管理サーバーは、サーバーインスタンスを再構成して構成ストアへの変更を取得する機能をサポートしています。この場合、サーバーを再起動しなくても構成の変更がインスタンスに反映されます。対象となるのは、動的再構成可能な構成変更だけです。
user、temp-path、log、thread-pool、pkcs11、statistics、CGI、DNS、DNS-cache、file-cache、ACL-cache、SSL-session-cache、access-log-buffer、および JVM (except log-level ) の設定を変更した場合、その変更は再構成後も有効になりません。そのような再起動を必要とする変更はすべて、再構成実行時にログに記録されます。ファイルキャッシュを再構成した場合、サーバーを再起動する必要があります。
「ノード」タブをクリックすることで、サーバー内で構成されているノードのリストを表示します。
ノード名のチェックボックスを選択してノードを選択します。
「インスタンスを再構成」ボタンをクリックします。そのノードに配備されているすべてのインスタンスのリストを含むページウィンドウが開きます。
インスタンスを選択し、「インスタンスを再構成」ボタンをクリックします。そのインスタンスが再構成されます。
インスタンスの状態が「稼働中」になっているか確認し、ウィンドウを閉じます。
CLI の使用
CLI 経由でサーバーインスタンスを再構成するには、次のコマンドを実行します。
wadm> reconfig-instance --user=admin --password-file=admin.pwd --host=serverhost --port=8989 --config=config1 serverhost |
CLI リファレンスの reconfig-instance(1) を参照してください。
稼働中のサーバーインスタンスは削除できません。
「構成」タブをクリックして利用可能な構成のリストを表示します。
構成のリストから構成を選択します。
「インスタンス」サブタブをクリックします。
「ノード」セクションの下にある配備済みインスタンスのリストから、インスタンスを選択します。
アクションドロップダウンリストから「インスタンスを削除」を選択します。選択されたインスタンスが削除されます。
CLI の使用
CLI 経由でサーバーインスタンスを削除するには、次のコマンドを実行します。
wadm> delete-instance --user=admin --password-file=admin.pwd --host=serverhost --port=8989 --config=config1 serverhost |
CLI リファレンスの delete-instance(1) を参照してください。