wadm
は、異なる 3 つのモードでの起動をサポートしています。それらを次に示します。
スタンドアロンモード —
このモードでは、コマンドシェルから wadm
を起動するときに、目的のコマンド、オプション、およびオペランドを指定します。コマンドの実行が終了すると、CLI も終了してシェルに戻ります。このモードは、コマンドの対話型実行と非対話型実行の両方をサポートできます。デフォルトの対話型実行では、--password-file オプション経由で渡されたパスワードファイル内にパスワードがまだ指定されていなかった場合、パスワードの入力が要求されます。非対話型実行では、--password-file
オプションを指定しないとエラーが発生します。次に例を示します。
wadm> create-config --user=admin --password-file=./admin.pwd --http-port=2222 --server-name=syrinx myconfig |
シェルモード — このモードでは、コマンドシェルから wadm
を起動するときに、コマンドを指定しません。wadm
は、コマンドの入力をユーザーに要求します。コマンドの実行が完了すると、このシェルに制御が戻ります。このシェルは、exit または quit コマンドを入力することで終了できます。このモードでは、対話型および非対話型の実行を行えます。次に例を示します。
wadm -user=admin -host=serverhost --password-file=admin.pwd --port=8989 |
ファイルモード — このモードでは、一連のコマンドをファイル内に追加し、そのファイルを引数として wadm
に渡すことができます。次に例を示します。
wadm -user=admin -host=serverhost --password-file=admin.pwd --port=8989 -commands-file=/space/scripts/admscr |
下図に、wadm コマンドを起動するための構文を示します。
wadm CLI を使えば、管理コンソールで実行可能なタスクのすべてを実行できます。