Web アプリケーションは、どの既存の仮想サーバーにも配備できます。
Web アプリケーションを配備する必要のある仮想サーバーの特定が完了しているべきです。
Web アプリケーションアーカイブ (.war ファイル) が手元にあるか、サーバー内での Web アプリケーションのパスを知っている必要があります。
Web アプリケーションの配備は、wadm、管理コンソール、およびその他のサポートされている IDE 経由で行えます。
Web アプリケーションを配備するには、あるサーバー構成の下で「仮想サーバー 」タブをクリックします。
Web アプリケーションを配備する必要のある仮想サーバーを選択します。
「Web アプリケーション」タブ>「新規」ボタンをクリックします。
Web アプリケーションのパッケージを指定します。
Web アプリケーションアーカイブをアップロードする必要がある場合は、「参照」ボタンをクリックしてアーカイブを選択します。あるいは、サーバーに格納されている Web アプリケーションアーカイブを指定することもできます。
Web アプリケーションの URI を指定します。これがアプリケーションのコンテキストルートになりますが、これはサーバーホストに対する相対パスです。
Web アプリケーションについての簡単な説明を入力します。
「JSP プリコンパイル」を有効化/無効化します。
この指令を有効にすると、Web アプリケーション内に存在するすべての JSP がプリコンパイルされるため、パフォーマンスが向上します。
アプリケーションを有効にします。
Web アプリケーションの状態を「無効」に設定すると、そのアプリケーションは要求を処理できません。ただし、このオプションは、アプリケーションをインスタンスに再配備することなしに、いつでも切り替えられます。
アプリケーションを配備します。
「配備」ボタンをクリックして Web アプリケーションを配備します。
コンテキストルートを指定することでアプリケーションにアクセスできます。例: http://<your-server>:<port>/<URI>
CLI の使用
wadm> add-webapp --user=admin --password-file=admin.passwd --host=localhost --port=8888 --config=config1 --vs=HOSTNAME --uri=/hello /home/test/hello.war |
CLI リファレンスの add-webapp(1) を参照してください。
管理サーバーホストマシン上のディレクトリをある構成に配備するには、–file-on-server オプションを使用します。次のコマンドを実行します。
wadm> add-webapp --user=admin-user --password-file=admin.passwd --port=8989 --vs=vs1 --config=config1 --file-on-server --uri=/mywebapp /space/tmp/mywebapp |
Web アプリケーションの配備中にそのアプリケーションに含まれる JSP をプリコンパイルするには、次のように –precompilejsp オプションを指定してコマンドを実行します。
wadm> add-webapp --user=admin-user --password-file=admin.passwd --port=8989 --vs=vs1 --config=config1 --file-on-server --uri=/mywebapp --precompilejsp mywebapp.war |