Sun Java System Web Server 7.0 管理ガイド

認証データベースの作成

管理コンソール経由で認証データベースを作成するには、「構成」>「構成名」>「アクセス制御」>「認証データベース」>「新規」ボタンをクリックします。フィールドの説明については、管理コンソールのインラインヘルプを確認してください。選択された認証データベースに応じてフィールドが変わります。たとえば、PAM ベースの認証データベースの場合、認証データベース名だけが必須です。

認証データベース作成時の必須オプションを、次に列挙します。

LDAP 

  • 認証データベース名

  • ホスト名

  • ポート

  • ベース DN

鍵ファイル 

  • 認証データベース名

  • ファイルパス

ダイジェストファイル 

  • 認証データベース名

  • ファイルパス

PAM 

  • 認証データベース名

CLI 経由で認証データベースを作成するには、次のコマンドを実行します。


wadm> create-authdb --user=admin --password-file=admin.pwd 
--host=serverhost --port=8989 --config=config1 
--url=ldap://ldapserver.com:20002/dc=xxx,dc=sun,dc=com LDAP1

CLI リファレンスの create-authdb(1) を参照してください。

上の例では、認証データベースの URL が指定されています。認証データベースのタイプは、この URL のスキーマで指定します。たとえば、ldap://ds.example.com/dc=example,dc=com の場合、LDAP ディレクトリサーバーが認証データベースとして構成されます。