Sun Java System Web Server 7.0 管理ガイド

P3P の設定

P3P (Platform for Privacy Preferences) を使えば、Web サイトは自身のプライバシ運用規定を、ユーザーエージェントが自動的に取得して簡単に解釈できるような標準形式で表明することができます。P3P ユーザーエージェントを使えば、ユーザーは、サイトの運用規定を (マシン可読、人間可読の両形式で) 通知されます。詳細については、http://www.w3.org/P3P/ を参照してください。

Procedure仮想サーバーの P3P 設定の構成

  1. 構成を選択します。

    構成のリストから構成を選択します。利用可能な構成のリストを取得するには、「構成」タブをクリックします。

  2. 仮想サーバーを選択します。

    仮想サーバーのリストから仮想サーバーを選択します。選択された構成で利用可能な仮想サーバーを取得するには、「仮想サーバー」タブをクリックします。

  3. 「一般」タブをクリックします。「P3P」セクションで次の設定を構成します。

    • 有効 — 選択された仮想サーバーで P3P を有効にします。

    • ポリシー URL関連する P3P ポリシーファイルの場所を入力します。

    • コンパクトポリシーコンパクトポリシーは、ユーザーエージェント (ブラウザまたはその他の P3P アプリケーション) にヒントを提供することで、そのユーザーエージェントが、ポリシーの適用に関する判断をすばやく同期の取れたかたちで下せるようにします。コンパクトポリシーはパフォーマンスを最適化するためのものであり、P3P 仕様によれば、ユーザーエージェント、サーバーのいずれかのオプションとして提供されています。


    注 –

    CLI の使用

    仮想サーバーの P3P を有効にするには、次のコマンドを実行します。


    wadm> enable-p3p --user=admin --password-file=admin.pwd --host=serverhost 
    --port=8989 --config=config1 --vs=config1_vs_1 --policy-url=http://xyz.com/policyurl

    CLI リファレンスの enable-p3p(1) を参照してください。