Sun Java System Web Server 7.0 管理ガイド

PHP の使用

PHP 4.3.0 以降、FastCGI が PHP エンジンのサポートされた構成の 1 つになりました。PHP 4.3.x 以上のエンジンを FastCGI サポートを有効にしてコンパイルするには、次のように、構成スイッチ --enable-fastcgi をビルド処理の一部として含めます。


./configure <other-options> --enable-fastcgi
gmake

コンパイルが完了すると、php バイナリが FastCGI 対応になります。

PHP バージョン 5.1.2 以前 (PHP 4.x を含む) を使用する場合は、host:port 形式の bind-path を使って FastCGI プラグインを構成するようにしてください。たとえば、bind-path = “localhost:3333”のようにします。

PHP バージョン 5.1.3 以降の場合、bind-path は省略可能になります。指定する場合は、「host:port」形式を使用しないようにしてください。文字列で表します。たとえば、bind-path = “myphpbindpath”のようにします。