このテストは、それぞれ 1K 〜 1000K バイトのサイズの 36 のファイルを含む、10,000 のディレクトリのプールからランダムに選択されたファイルの静的なダウンロードを使用して実行されました。静的コンテンツテストの目標は、コアを飽和させ、それぞれのスループットと応答時間を調べることでした。
このテストでは、次の構成を使用しました。
ストライプ化ディスクアレイ (Sun StorEdge 3510) 上に静的ファイルを作成しました。
複数のネットワークインタフェースを設定しました。
Web Server を 64 ビットに設定しました。
次の表で説明されているチューニング設定を使用してファイルキャッシュを有効にしました。
|
デフォルト |
チューニング値 |
|---|---|
|
enabled=true max-age=30 sec max-entries=1024 sendfile=false max-heap-file-size=524288 max-heap-space=10485760 max-mmap-file-size=0 max-mmap-space=0 |
enabled=true max-age=3600 max-entries=1048576 sendfile=true max-heap-file-size=1200000 max-heap-space=8000000000 max-mmap-file-size=1048576 max-mmap-space= l max-open-files=1048576 |
次の表は、静的コンテンツのスケーラビリティーの結果を示しています。
表 6–4 静的コンテンツのスケーラビリティー|
コアの数 |
平均スループット (ops/秒) |
平均応答時間 (ミリ秒) |
|---|---|---|
|
2 |
10365 |
184 |
|
4 |
19729 |
199 |
|
6 |
27649 |
201 |
次の図は、静的コンテンツのスケーラビリティーの結果を示すグラフ表示です。