この節では、Web Server 7.0 Update 1 のリリース時点における重要な既知の問題および制限事項を一覧表示します。
次の表に、Web Server の管理における既知の問題の一覧を示します。
表 4 管理における既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
6364924 |
あるノードを複数の管理サーバーに登録すると、これにより設定の衝突が発生する可能性がある。 ある 1 つのノードを、最初の管理サーバーへの登録を取り消すことなしに 2 番目の管理サーバーにも登録できます。ただしこの場合、ノードはどちらの管理サーバーへもアクセスできなくなります。 回避方法: 登録のたびに管理ノードを再起動します。その管理ノードは、登録先として最後に使用した管理サーバーに対して使用可能になります。 |
6379125 |
wadm コマンドが、ノードへの接続を許可し、証明書を表示したあと、「HTTP 400 Error」をスローする。 ある管理ノードが接続を受け取ると、その管理ノードはその接続が管理サーバーからのものであるかをチェックしないまま処理を続行します。これは、不適切なエラーメッセージを出力するだけでなく、さらにパスワードの入力をユーザーに求めます。 |
6387762 |
wadm からシェル変数またはシステム変数にアクセスできない。 回避方法: wadm はシェル環境変数を継承しません。ただし、wadm でシェル変数を使えるようにするには、次のコマンドを使用します。 "java::call System getenv env_var_name 例: wadm 内からシェル環境変数 MAIL にアクセスするには、wadm プロンプトで次のコマンドを入力します。 wadm> java::call System getenv "MAIL" /var/mail/abc |
4793938 |
ディレクトリインデックスの代わりに、ユーザーとパスワードの入力ダイアログが表示される。 デフォルトでは、ユーザーが認証されないかぎり、Web Server 7.0 はディレクトリインデックスを送信しません。あるディレクトリにアクセスしようとすると、ユーザー名とパスワードの入力を求められます。これは、Web Server 7.0 のデフォルトのアクセス制御リスト (ACL) が、認証済みユーザーだけにリストアクセス権を許可するためです。 回避方法 管理コンソールの使用または default.acl ファイルの編集によって、認証されていないユーザーにリストアクセス権を許可できます。リストアクセス権を許可する方法の詳細については、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 1 Administrator’s Guide』の「Configuring Access Control」を参照してください。 |
6327352 |
セッションレプリケーションが有効なインスタンスが、クラスタ内のほかのインスタンスが起動されていない場合に正常に起動されない。 |
6393534 |
migrate-jks-keycert コマンドを使って Java キーストア keycert を移行したあとで、list-certs コマンドを使って移行された jks keycert を一覧表示しようとすると、証明書のニックネームの代わりに CN、org などの情報が表示される。 |
6407486 |
wadm set-ssl-prop コマンドを使った SSL プロパティーの設定時に、server-cert-nickname プロパティーが、サーバー証明書のニックネームだけではなく、すべての証明書のニックネームを受諾してしまう。 |
6443742 |
「node」オプションに修飾されたドメイン名を指定すると、set-session-replication-prop CLI コマンドが正しく動作しない。 回避方法 set-session-replication-prop コマンドで、有効なノード名として list-nodes コマンドの出力を使用します。 |
6464953 |
set-authdb-prop CLI を使用して digestauthstate プロパティーを設定すると、値の検証が行われず、このプロパティーにとって無意味な値が許可されてしまう。 |
6468570 |
wadm のプロンプトで「yes」を指定すると、CLI がクラッシュする。 |
6469676 |
管理証明書の期限が切れたあとで管理サーバーに接続しようとすると、不正なエラーメッセージが表示される。 |
6480600 |
管理サーバーのディスク容量が不足すると、register-node コマンドによって不正なエラーメッセージが表示される。 |
6495446 |
デバイス上にディスク容量がない場合に、wadm によって不正なエラーメッセージ「管理サーバーと通信できません。」がスローされる。 |
6502800 |
「--all」オプションと「--instance」オプションを両方指定して migrate-server コマンドを実行しても、エラーにならない。 相互に排他的なオプションをユーザーが設定しようとしていることを示す、警告メッセージまたはエラーメッセージを表示すべきです。 |
6416328 |
管理コンソールの「インスタンスを起動」ボタンが、すでに実行中のインスタンスに対して有効になる。 ボタンの有効化/無効化は、インスタンスの状態に基づくべきです。 |
6418312 |
wadm によって、重複したユーザープロパティーの定義が許可される。 重複したユーザープロパティーを追加してもエラーメッセージは表示されません。それにもかかわらず、新しいユーザープロパティーは作成されません。 |
6421740 |
管理コンソールまたは CLI を使って新しい アクセス制御リスト (ACL) ファイルを作成する機能がプロビジョニングされていない。 |
6423432 |
Windows 上で既存の設定を使用して、登録済みノードを追加して削除する処理を繰り返すと、検証が失敗する。 |
6426116 |
管理コンソールの「バージョン」ボタンをクリックすると、「ファイルが見つかりません」という警告が管理エラーログに書き込まれる。 |
6430417 |
MIME タイプに複数バイト文字を含む MIME 値が許可される。 |
6442081 |
「アクセス制御リスト」ページ内のテキストがフォーマットされていない。 |
6442172 |
あるユーザーを認証データベースから削除しても、ACE の「選択可能」リストと「選択」リストとの間でそのユーザーを切り替えることができる。 |
6446162 |
キーまたは digestfile 認証データベースを削除する前に警告が発行されない。 |
6446206 |
グループ内のある単一ユーザーが削除されたときに、不正なメッセージ「グループは正常に保存されました」が表示される。 |
6448421 |
管理インタフェースによって、複数バイトのユーザー ID を持つ新しいユーザーがキーファイル認証データベース内に作成できてしまう。 |
6455827 |
管理コンソールの「ユーザー」および「グループ」テーブルで結果の全体が単一ページ内に表示される。 |
6461101 |
管理コンソールの「自己署名付き証明書を作成」ページの「証明書を要求」と「インストール」ボタンのラベルを改訂する必要がある。 |
6462057 |
「選択可能」リストに項目が存在していない場合でも、新しい ACE ウィンドウの「追加」ボタンと「削除」ボタンが有効になる。 |
6464891 |
管理コンソールでのサーバーログの表示が 50 行または 2 ページに切り詰められる。 |
6465382 |
証明書要求ウィザード内の間違った国番号のエントリをチェックするための検証機能が存在しない。 |
6465421 |
管理コンソールで、仮想サーバー、認証データベース、dav コレクション、イベントの各フィールドに対するテキストフィールドの説明が提供されていない。 |
6466336 |
新しい設定を作成するときに、管理コンソールに間違った JDK バージョンが表示される。 管理コンソールに表示される JDK バージョンは、5.0 u7 ではなく 5.0 u6 です。 |
6471171 |
「ノード」->「管理サーバー」->「一般」タブから管理サーバーを再起動すると、スタイルフォーマットが失われる。 |
6471367 |
同じブラウザの別のタブ内の管理コンソールをアクセスしようとしても、うまくいかない。 |
6471792 |
「ログを表示」で結果が単一ページに表示される。 レコードサイズに選択される検索条件は 25 ログエントリですが、50 を超えるログエントリが存在する場合でも、ログは結果を単一ページ内に表示します。 |
6472932 |
トークンパスワードをいったん削除してから「共通操作」 ->「構成を選択」->「構成を編集」->「証明書」->「PKCS11 トークン」ページでリセットすると、トークン不一致エラーが表示される。 |
6486037 |
「仮想サーバー管理」->「コンテンツ処理」->「ドキュメントディレクトリ」->「追加」に、追加ドキュメントディレクトリのパスを選択するための参照オプションを用意すべきである。 |
6492906 |
管理コンソールに表示される WebDAV コレクションロックに関するメッセージが、誤解を招く恐れがある。 WebDAV コレクションのタイムアウト値として infinite を指定した場合、「共通操作」->「構成を選択」->「仮想サーバーの選択」->「仮想サーバーを編集」->「WebDAV」-> コレクションを選択すると、ページに、メッセージ DOES NOT EXPIRE が表示されます。これが実際に意味するところは、特定の時間が経過してもロックの有効期限が自動的に切れることはない、つまりタイムアウトが無限である、ということです。 |
6498484 |
「パスワードの設定」ボタンを使って空のトークンパスワードを設定すると、不正なエラーメッセージが表示される。 |
6498554 |
証明書の作成時や削除時に、管理コンソールに不正な失敗メッセージが表示される。 |
6500157 |
トークンパスワード編集し、すでに実行中のインスタンス上に設定を配備しようとすると、そのインスタンスの再起動が失敗する。 |
6502287 |
構成を削除してから「移行」ボタンをクリックすると、管理コンソールに例外が表示される。 |
6502374 |
管理コンソールの各ウィザードの「確認」画面には、値を持つフィールドだけが表示されるべきある。 |
6502793 |
移行中に、log-dir パスのアクセス権の検証が行われない。 |
6504050 |
管理コンソールのすべてのウィザードの「結果」ページで、位置合わせを適切に行うべきである。 |
6266358 |
管理パスワードに拡張 ASCII 文字が含まれていると、管理 CLI 経由でログインできない。 |
6361329 |
エラー応答ファイルの名前を検証すべきである。 |
6365379 |
登録されていない管理ノードを起動する際の動作に一貫性がない。 |
6367282 |
期限切れの証明書で管理サーバーが起動してしまう。wadm は期限の切れた証明書について警告すべきである。 |
6367751 |
create-instance コマンドがリモートノード上で断続的に失敗し、HTTP 400 エラーがログに記録される。 |
6375505 |
unregister-node コマンドは、管理ノード上の証明書のクリーンアップも行うべきである。 |
6408169 |
WebDAV ロック CLI がクラスタ環境で機能しない。 |
6408186 |
同じ管理サーバーに登録されてい同一のノード上に管理ノードを複数インストールすることは、許可すべきではない。 |
6416369 |
管理ノードの URL にアクセスすると、Page Not Found エラーが発生する。 管理ノードは GUI を持たないため、管理ノードの URL にアクセスすると Page Not Found エラーになります。 |
6416705 |
デフォルトの server.xml に <stack-size> 要素を含めるべきである。 |
6422936 |
Java の「JVM パス設定」で、クラスパスのプレフィックスとサフィックス、およびネイティブライブラリパスが検証されない。 |
6423310 |
server.xml の要素を機能に基づいてグループ化すべきである。 |
6426108 |
新しい構成をインスタンスとともに作成すると、管理エラーに例外が記録される。 |
6431984 |
Web Server の PID ファイルと UNIX ドメインソケットは、/tmp にではなく /var/run に格納されるべきである。 |
6441773 |
Windows の場合。管理サーバーが、Web アプリケーションを停止する前に Web アプリケーションのファイルを物理的に移動する。 |
6451307 |
あるリモートノードの起動直後に create-instance コマンドを実行すると、そのリモートノード上でそのコマンドが失敗する。 |
6454559 |
アクセスログの形式が CLF (Common Log Format) ではない場合、「サーバーログを表示」ページでエラーがスローされる。 |
6462515 |
config ディレクトリ内に実行時ファイルが作成された際に管理コンソールに表示される「インスタンス設定が変更されています」というメッセージは、ユーザーの誤解を招く恐れがある。 |
6462579 |
ある管理ノードを管理サーバーから登録解除したあとでその管理ノードをアンインストールしても、トラストストアが削除されない。 |
6468132 |
ニックネームにコロンが含まれる証明書は、list-cert コマンドを実行しても表示されない。 |
6468330 |
JavaHome プロパティーに加えた変更は、インスタンスの再起動後には保存されない。 |
6473577 |
<pkcs11> 要素は、子要素が存在しなくても server.xml から削除されない。 |
6473589 |
トークン PIN を設定すると、<pkcs11/> が server.xml に追加される。 |
6475536 |
管理サーバーのパスワードをリセットするための明確な手段が存在しない。 回避方法
|
6489727 |
[JESMF CONFORM] CP は停止時には、MfManagedElementServer_stop() を呼び出すべきである。 |
6491749 |
obj.conf ファイルの破壊を防ぐために、特定のテキストフィールドでより本格的な検証を行う必要がある。 フォーム内のデータの機能的検証のほとんどは、バックエンドで行われます。GUI では、空フィールド、整数値、ASCII 値など、最小限のチェックのみを行います。したがって、解析時に破壊されるようなデータが、GUI によって obj.conf 内に格納されます。 |
6493971 |
サーバーインスタンスの再起動が応答しない場合に管理サーバーがタイムアウトしない。 restart-instance コマンドの実行時に、UNIX システム上の管理サーバーは、サーバーインスタンスが再起動されるまで待ちます。インスタンスが正常に再起動されない場合、管理サーバーは要求に応答しません。 |
6497213 |
restart-admin コマンドに続けて stop-admin コマンドを実行すると、管理エラーログに例外がスローされる。 |
6515745 |
Web Server で SNMP マスターエージェントプロセスが起動に失敗する。 回避方法: tcp_xmit_hiwat 値を 262144 など、現在より大きい値に変更すると、ピア SNMP マスターエージェントは正常に機能します。tcp_xmit_hiwat 値を変更するには、次のコマンドを入力します。 # ndd -set /dev/tcp tcp_xmit_hiwat 262144 |
6534202 |
管理コンソール経由で WebDAV コレクションプロパティーを編集できない。 同じ構成が複数のノードに配備されている場合には、共用の場所として lockdb パスをすべてのノードで同じパスにマウントする必要があります。また、管理コンソールから lockdb 内のロックをリストしたり失効させたりするには、この同じパスに対して管理サーバーを書き込み可能にしてください。 |
6545779 |
Windows で、system32 ディレクトリに古いバージョンの libnspr4.dll があると wdeploy コマンドが失敗する。 回避方法 install_dir/bin ディレクトリにある wdeploy.bat ファイルを編集し、java を呼び出す前に、install_dir/lib にディレクトリを移動するように編集します。この変更によって、Windows は system32 ディレクトリより先に install_dir/lib ディレクトリで libnspr4.dll を探索します。 |
6554691 |
add-webapp コマンドに JSP プリコンパイルオプションを指定して実行すると、コマンドは以前にプリコンパイルした JSP ファイルを削除しない。 |
6556820 |
管理コンソールまたは管理 CLI は、管理サーバーへの CA 証明書の追加をサポートしていない。 |
6587832 |
Windows で、管理コンソールが断続的に起動しなくなる。 回避方法
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次の表に、Web Server のコアにおける既知の問題の一覧を示します。
表 5 コアにおける既知の問題
次の表は、Web Server 7.0 のマニュアルとオンラインヘルプにおける既知の問題を一覧したものです。
表 6 マニュアルとオンラインヘルプにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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6474011 |
basic-search.html の説明が不明瞭である。 |
次の表は、FastCGI における既知の問題を一覧したものです。
表 7 FastCGI における既知の問題
バグ ID |
説明 |
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6485248 |
reuse-connection が true に設定されていると、fastcgi スタブがすべてのプロセスを適切に閉じない。 FastCGI プラグインとして PHP と連携するように Web Server 7.0 を設定し、reuse-connection=true を設定します。サーバーを停止または再設定するときに、fastcgi() プロセスとその子プロセスが取り残されて適切に終了されません。 |
次の表に、Web Server のインストールにおける既知の問題の一覧を示します。
表 8 インストールにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
---|---|
4988156 |
スタンドアロン製品を既存の Java ES インストール上にインストールすること、およびその逆がサポートされていない。 スタンドアロン製品としての Web Server 7.0 を既存の Java ES (Java Enterprise System) インストール上にインストールすることは、サポートされていません。Web Server を使用する Java ES ユーザーは、Java ES インストーラを使用してより新しいバージョンの Web Server にアップグレードする必要があります。 |
6414481 |
compat-libstdc++ をインストールしないと Web Server をインストールできない。 回避方法: Red Hat Enterprise Linux 3 など、より新しいバージョンの Linux 上では、Web Server 7.0 をインストールする前に compat-libstdc++ をインストールしてください。 |
6414539 |
管理ノードをアンインストールしても、そのノードが管理サーバーのノードから削除されない。 管理ノードをインストールし、それを「ノード」タブで管理サーバーに登録すると、「ノード」タブ内にその管理ノードが表示されます。管理ノードをアンインストールしたときに、その管理ノードのエントリが「ノード」タブ内に残ります。 |
6287206 |
ネットワーク上の共有フォルダから設定が起動されると、インストールが実行できない。 Windows プラットフォームでは、別のマシン上の共有ネットワークフォルダからインストーラ setup.exe を起動すると、製品をインストールできません。 |
6311607 |
Windows で、管理パスワードが 8 文字以上の場合にインストーラが CLI モードでクラッシュする。 管理ユーザーパスワードが 8 文字以上である場合、管理ポート、Web サーバーポート、または管理ユーザー ID への入力の中に 1 つでも無効なものがあると、インストーラがクラッシュします。 回避方法: コマンド行インタフェース (CLI) を使って Web Server 7.0 を Windows プラットフォーム上にインストールする場合、管理パスワードを 8 文字未満 (< 8) に設定する必要があります。 |
6408072 |
Windows の場合、「プログラム」フォルダ内のオブジェクトに対するアイコンが必要である。 Windows 上の「Sun Java System Web Server 7.0」フォルダ内のオブジェクトは、デフォルトの Windows プログラムアイコンで作成され、Sun のプログラムであることを示す独自のアイコンを備えていません。 |
6492144 |
パスワード入力時に CLI インストーラが ctrl+c キーの入力を処理しない。 インストーラが ctrl+c キーの入力を受け付けないため、端末が使用不可能になります。 |
次の表に、Web Server 7.0 の移行およびアップグレード領域における既知の問題の一覧を示します。
表 9 移行およびアップグレードにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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6407877 |
installed.pkg ファイルが見つからない場合、Web Server 6.0 から 7.0 に移行するときに不正な移行が行われる。 Web Server 6.0 から 7.0 に移行するときに installed.pkg ファイルが見つからないと、Web Server は、magnus.conf ファイル内の NSServlet エントリを不正に移行します。 |
6490124 |
6.x -> 7.0:移行済みのスケジュールされたイベントが依然として server.xml ファイル内の 6.x のパスを指している。
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6502529 |
6.1->7.0:移行時に、search-collection-dir 用に設定された相対パス設定が処理されない。 インスタンス移行時に、検索コレクションのコピー先になるターゲットパスの相対パスを指定しても、config-store に対して検索コレクションディレクトリが作成されます。インスタンスをインスタンス化するときに、検索コレクションが適切に移行されずにインデックスが作成されます。 |
6502769 |
6.x->7.0:移行時に obj.conf ファイル内のすべての「ドキュメントルート」の NameTrans が無視される。 |
6498806 |
Windows では、Web Server の管理コンソールは移行の間、適切な警告をユーザーに与えない。 管理サーバーは、選択された新しい設定またはサービス名が Windows 上にすでに存在するかどうかを検出しないため、別の設定名を選択するようユーザーに適切に警告したり、別の設定名をデフォルトとして提案したりしません。 |
6500509 |
Web Server 7.0 の移行ツールは、ルート証明書がインストールされていると Web Server 6.1 から正常に移行することができない。 |
6559918 |
CLI と管理サーバーにバージョンの互換性がない場合、エラーメッセージが不明瞭である。 Web Server 7.0 インストール環境を Web Server 7.0 Update 1 にアップグレードする場合は必ず、設定全体、つまり CLI、管理サーバー、およびすべての管理ノードを Web Server 7.0 Update 1 にアップグレードしてください。Web Server 7.0 管理インタフェースが Web Server 7.0 Update 1 管理インタフェースとの間で正常に機能しないため、この作業が必要になります。 |
次の表に、Web Server のサンプルアプリケーションにおける既知の問題の一覧を示します。
表 10 サンプルアプリケーションにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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6472796 |
sendmail.jsp によって示されている、javamail サンプルアプリケーションの resource.host を指定するために編集するファイルが間違っている。 回避方法 javamail.resource.host を設定するには、javamail.build.properties を編集します。install_dir/samples/java/webapps/javamail/src/docroot/sendmail.jsp 内で指定された build.xml ではありません。 |
6559735 |
サンプルアプリケーションのマニュアルで、プロパティーファイルのクラスパスに jar ファイルを追加することを説明する必要がある。 install-dir/samples/java/webapps/security/jdbcrealm/docs/index.html の「Compiling and Assembling the Application」の節で、jdbcrealm.build.properties ファイルのクラスパスサフィックスに JDBC ドライバ jar ファイルを追加することを説明する必要があります。 |
次の表に、Web Server 7.0 の検索機能における既知の問題の一覧を示します。
表 11 検索における既知の問題
バグ ID |
説明 |
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6413058 |
server.xml が、検索を変換して組み込むための全部のファイルパターンを格納しない。 スキーマは、このバージョンの Web Server に含まれる管理コンソールと検索管理ツールの両方が許可する全部のファイルパターンを格納しません。また、これは、以前のバージョンの Web Server からの移行を必要とする可能性のある全部のファイルパターンを表現する手段も持ちません。 |
次の表に、Web Server のセキュリティー領域における既知の問題の一覧を示します。
表 12 セキュリティーにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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6376901 |
同一ディレクトリ内のリソースに関する基本ベースおよびダイジェストベース ACL のサポートに制限がある。 サーバーがダイジェストベースの ACL と基本ベースの ACL をドキュメントツリー内の異なる部分で使用する場合、その両方を同一ディレクトリ内の異なるファイルやリソースで同時に使用しようとしても、失敗します。 |
6431287 |
TLS_ECDH_RSA_* には、RSA キーで署名されたサーバー証明書が必要である。 書式 TLS_ECDH_RSA_* の暗号化方式群を使用するには、サーバーが ECC キーペアと、RSA キーで署名された証明書を持っている必要があります。ここでは、自己署名付き証明書でこれらの暗号化方式群を使用することが除外されている点に注意してください。この要件はこれらの暗号化方式群にとって特有なものであり、バグではありません。サーバーはこれらの暗号化方式群に関連する間違った設定を検出して警告を発するべきですが、現時点ではそのようになっていません。 |
6467621 |
「Sun Software PKCS#11 softtoken」使用時にサーバーへの要求が失敗する。 Solaris 10 libpkcs11 を使用するように Web Server を設定する方法の詳細については、次のドキュメントを参照してください。 http://www.sun.com/bigadmin/features/articles/web_server_t1.html |
次の表に、Web Server 7.0 のセッションレプリケーション機能における既知の問題の一覧を示します。
表 13 セッションレプリケーションにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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6324321 |
リモートでエラーが発生したときに、詳しいエラーメッセージが表示されない。 リモートで例外が発生すると、リモートインスタンスのエラーログ内にエラーメッセージが記録されます。ところが、ローカルインスタンスは現時点では、ユーザーがどのエラーログを参照する必要があるかが明確に示されていない、汎用的なリモート例外を表示します。 |
6396820 |
クライアントの Cookie が無効になっていると、セッションレプリケーションが正しくフェイルオーバーされない。 |
6406176 |
有効になっている場合、セッションレプリケーションは、デフォルトのセッションマネージャーになるべきである。 管理コンソールまたは CLI を使用するか server.xml ファイルを編集してセッションレプリケーションを有効にしても、セッションレプリケーションは実際には有効になっていません。代わりに、sun-web.xml を手動で編集する必要があります。 |
次の表に、Web Server の Web コンテナにおける既知の問題の一覧を示します。
表 14 Web コンテナにおける既知の問題
バグ ID |
説明 |
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4858178 |
Web コンテナが標準エラーに書き込む。 |
6349517 |
1 を超える MaxProcs モードでの Web アプリケーションのセッション統計情報が正しくない。 Web Server はマルチプロセスモードで実行されます。プロセスの最大数を設定するには、magnus.conf 内の MaxProcs 設定変数を使用します。MaxProcs の値が 1 より大きい値に設定されていると、Web Server は、mmap ベースのセッションマネージャーを使って異なる JVM 間でセッションを共有できるようにします。複数のプロセスから統計情報を収集する間、Web アプリケーションの MBean は、個々の MBean にセッションを提供します。個々の MBean の Web アプリケーションセッション統計情報を参照しても、実際のセッション数を確認することはできません。
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6394715 |
Web コンテナが、無効化された Web アプリケーションの MBean オブジェクトを削除する。 server.xml ファイル内の <enabled> 要素を false に設定することで Web アプリケーションを無効にすると、Web コンテナはその Web アプリケーションの MBean を削除します。したがって、そのアプリケーションは閉じた Web アプリケーションまたは削除済みの Web アプリケーションとして扱われます。無効化されたオブジェクトは削除されるため、統計情報も失われます。 |
6419070 |
JNDI リソースの作成が成功したときに、詳細度のもっとも高いログレベルでもエラーログに情報が記録されない。 |
6422200 |
com.sun.org.apache.xerces.internal.jaxp.DocumentBuilderImpl.parse が 1 バイトの読み取りを行う。 server.xml ファイルを読み取るときに、XML のバージョン番号とエンコーディングを含む先頭行は、一度に 1 バイトずつ読み取られます。 |
6432870 |
統計情報が有効化された要素が server.xml ファイル内で false に設定されたときに、サーブレットコンテナはその統計情報を収集する。 |
6440064 |
サーブレットコンテナが、仮想サーバーごとにスレッドを 1 つずつ作成する。 |
6472223 |
「mail-resource」サブ要素の値がメールセッションオブジェクトに設定されない。 |
6487083 |
NSAPIRequest.setupRequestFields が低速である。 com.sun.webserver.connector.nsapi.NSAPIRequest.setupRequestFields が低速です。その主な原因は、Cookie ヘッダー解析時に、文字列からバイトおよびバイトから文字列への変換が過剰にあるためです。 |
6493271 |
Web Server 7.0 における Java ガベージコレクタのアクティビティーが、Web Server 6.1 の場合と比較して高い。 Web Server 7.0 のサーブレットコンテナは、多数の Java オブジェクトを作成します。 |
6497803 |
部分要求と welcome ファイルによって形成された要求 URI にサーブレットがマップされた場合、その動作が正しくない。 Web コンテナは、有効な部分要求を受け取ると、配備記述子内に定義された welcome ファイルリストを調べる必要があります。welcome ファイルリストとは、先頭や末尾に / が付いていない部分 URL の、順序付けされたリストのことです。Web Server は、各 welcome ファイルを配備記述子内で指定された順番で部分要求の末尾に追加し、静的リソースまたは WAR ファイル内のサーブレットがその要求 URI にマップされているかどうかをチェックする必要があります。Web コンテナは、WAR 内で最初に一致したリソースに、その要求を送信する必要があります。 |
6501184 |
REQ_EXIT によって javax.servlet.ServletException が発生する。 |
6567124 |
Web Server 7.0 で実行している JSF Web アプリケーションを Web Server 7.0 Update 1 で実行すると中断する場合がある。 Web Server 7.0 Update 1 には JavaServer Faces 1.2 テクノロジが付属しています。すべての JavaServer Faces Web アプリケーションは、何の変更を加えなくても Web Server 7.0 Update 1 と連動するはずです。ただし、JavaServer Faces 1.2 には互換性にいくつかの既知の問題があり、それらの非互換性に対処するためにアプリケーションに変更を加えることが必要になる場合もあります。この非互換性については、次の JavaServer Faces リリースノートで説明されています。https://javaserverfaces.dev.java.net/rlnotes/1.2_04/issues.html Java ES 5 Portal Server ユーザーは、Java ES 5 Update 1 がリリースされるまで Web Server 7.0 Update 1 へのアップグレードを延期することをお勧めします。 |
次の表に、Web Server のローカライズされたバージョンにおける既知の問題の一覧を示します。
表 15 ローカリゼーションにおける既知の問題
次の表に、Java Enterprise System (Java ES) における既知の問題の一覧を示します。
表 16 Java ES における既知の問題