Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド

自己署名付き証明書の作成

証明書に CA の署名が必要ない場合や、CA が証明書の署名処理を行っている最中に新しい SSL 実装をテストしたい場合、自己署名付き証明書を生成できます。この一時的な証明書を使用すると、「認証局が不明であり、信頼できない」という意味のエラーがクライアントのブラウザで発生します。

CLI 経由で自己署名付き証明書を作成するには、次のコマンドを実行します。


wadm> create-selfsigned-cert --user=admin --port=8989 --password-file=admin.pwd 
--config=config1 --token=internal --org-unit=org1 --locality=XYZ --state=DEF 
--validity=10 --org=sun --country=ABC --server-name=serverhost --nickname=cert1

CLI リファレンスの create-selfsigned-cert(1) を参照してください。

自己署名付き証明書を IE ブラウザにインポートしています

Web Server インストーラは、自己署名付き証明書を IE 証明書タブにインポートする必要があります。ブラウザを使用して管理コンソールにアクセスすると、信頼される認証局から発行された証明書ではないことを示すポップアップ (IE6 および Mozilla/Firefox の場合) または警告ページ (IE7 の場合) が表示される場合があります。この原因は、管理サーバーが自己署名付き証明書を使用していることにあります。「管理 GUI ログイン」ページに移動するには、次の手順を実行します。

前述の手順では、そのブラウザセッション用の証明書が一時的に許可されます。証明書を永続的に許可するには、次の手順を実行します。