Web Server 7.0 でサポートされているディレクトリサービスのタイプは、次のとおりです。
LDAP — ユーザーとグループの情報を、LDAP ベースのディレクトリサーバー内に格納します。
鍵ファイル — 鍵ファイルとは、ハッシュ形式のユーザーパスワード、およびそのユーザーが所属するグループのリストが含まれているテキストファイルです。鍵ファイル内に格納されたユーザーやグループは、file レルムによってのみ、認証や承認用として使用されます。これらは、システムのユーザーやグループとは何の関係もありません。
鍵ファイル形式は、HTTP 基本認証の使用を目的としている場合にだけ使用できます。
ダイジェストファイル — ユーザーとグループの情報を、暗号化されたユーザー名とパスワードに基づいて格納します。
ダイジェストファイル形式の目的は、HTTP ダイジェスト認証の使用をサポートすることです。ただし、これは基本認証もサポートしており、どちらの認証方法にも使用できるようになっています。
分散管理を設定する場合、デフォルトのディレクトリサービスは LDAP ベースのディレクトリサービスでなければいけません。