install-root/samples/admin/scripts
ディレクトリには、wadm コマンド行ユーティリティーを使って実行可能なスクリプトが含まれています。wadm は TCL エンジンの上に構築されているため、TCL スクリプティングをサポートします。これらのスクリプトを使用して、一般的な管理タスクを実行できます。また、これらのスクリプトは、既存のコマンド上に新しいユーティリティーを構築する方法も示します。
次の表に、スクリプトとその説明を示します。
表 1–1 サンプルの CLI スクリプト
スクリプト |
説明 |
使用法 |
---|---|---|
enable-ssl.tcl |
指定した仮想サーバーおよびポートで SSL を有効にします。 |
wadm -f enable-ssl.tcl <config> <vs> <server> <port> |
filter-mime.tcl |
指定した構成および仮想サーバーから一致する MIME タイプを取得します。 |
wadm -f filter-mime.tcl "<regex>" <config> <vs> |
remove-mime.tcl |
指定した構成および仮想サーバーから一致する MIME タイプを削除します。 |
wadm -f remove-mime.tcl "<regex>" <config> <vs> |
add-mime-ext.tcl |
特定の拡張子を、指定した構成および仮想サーバー内の一致する MIME タイプに追加します。 |
wadm -f add-mime-ext.tcl "<regex>" "ext" <config> <vs> |
summary.tcl |
インストールの概要を示します。これには、リスナー、ポート、および SSL 状態のリストが含まれます。 |
wadm -f summary.tcl |
list-webapps.tcl |
配備されたすべての Web アプリケーションの概要を示します。 |
wadm -f list-webapps.tcl |
collate-logs.tcl |
複数のノードにまたがる照合ログを示します。 |
wadm -f collate-logs.tcl <config> <node1> <node2> .. |
renew-selfsigned-cert.tcl |
指定したニックネームの自己署名付き証明書の更新を許可します。 |
wadm -f renew-selfsigned-cert.tcl <config> <cert-nickname> [<validity>] |