Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 管理ガイド

Windows 用シェル CGI プログラムの概要

シェル CGI とは、Windows で設定されたファイル関連付けを使って CGI アプリケーションを実行できるようにするサーバー構成です。

たとえば、サーバーは、hello.pl という名前のシェル CGI ファイルの要求を受け取ると、Windows のファイル関連付けを使って、具体的には .pl 拡張子に関連付けられたプログラムを使って、そのファイルを実行します。.pl 拡張子がプログラム C:\bin\perl.exe に関連付けられている場合、サーバーは hello.pl ファイルを次のようにして実行しようとします。

c:\bin\perl.exe hello.pl

シェル CGI を設定するもっとも簡単な方法は、サーバーのドキュメントルート内に、シェル CGI ファイルだけを格納するディレクトリを作成することです。ただし、サーバーを構成して特定のファイル拡張子をシェル CGI に関連付けることもできます。それには、Sun Java System Web Server から MIME タイプを編集します。CGI の使用について詳しくは、『Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 Developer’s Guide』の第 3 章「Using Common Gateway Interface」を参照してください。