Oracle iPlanet Web Server 7.0.9 リリースノート

アップグレード

Sun Java System Web Server 7.0 の既存のインストールの上に Sun Java System Web Server 7.0.9 をインストールする場合、 インストーラが自動的にアップグレードを実行します。

Sun Java System Web Server 7.0 をインストールしている場合、Sun Java System Web Server 7.0 Update 7 インストーラに Web Server 7.0 のインストール場所を指示して、アップグレードします。

Sun Java System Web Server 7.0 が Java ES 5 の一部としてインストールされている場合は、Web Server 7.0 Update 7 にアップグレードするために、http://sunsolve.sun.com/show.do?target=patchpage Web サイトにある次のパッチをインストールすることをお勧めします。

Web Server のローカライズされたバージョンを使用している場合は、Web Server 7.0 から Web Server 7.0 Update 7 に正常にアップグレードするため、ベースパッチをインストールする前に、次のパッチをインストールしてください。

Web Server 7.0 Update 5 では、マルチリンガルファイルはベースパッチに統合されています。 このため、Web Server 7.0 マルチリンガルパッケージがシステムにインストールされている場合は、最初に l10n パッチ 126331-05 (Sparc)/126332-05 (x86) をインストールしてから、ベースパッチ 125437-15 (Sparc)/125438-15 (x86) 以降をインストールしてください。

Web Server 7.0 から Web Server 7.0 Update 5 へのアップグレードの詳細については、『Oracle iPlanet Web Server 7.0.9 Installation and Migration Guide』を参照してください。

互換性の問題

  1. Web Server 7.0 は JavaServer Faces 1.2 テクノロジをサポートします。JavaServer Faces 1.1 アプリケーションのほとんどは、何の変更を加えなくても Web Server 7.0 と連動するはずです。ただし、アプリケーションを JavaServer Faces 1.2 アプリケーションに移行するときに何らかの互換性の問題が発生する可能性があります。その場合は、アプリケーションに変更を加える必要があります。この変更については、次の JavaServer Faces リリースノートで説明されています。https://javaserverfaces.dev.java.net/rlnotes/1.2_04/issues.html

  2. Sun Java System Portal Server 7.1 は Java ES 5 で提供され、Sun Java System Web Server 7.0 Update 1 と互換性がありません。 Sun Java System Portal Server 7.1 を Web Server 7.0 とともに配備している場合、Sun Java System Web Server 7.0 だけでなく両方のサーバーをアップグレードする必要があります。必要な Sun Java System Portal Server 7.1 のアップグレードは、Java Enterprise System 5 Update 1 で、または http://sunsolve.sun.com/show.do?target=patchpage Web サイトから入手できる次のパッチで行えます。

    • 124301 (SPARC)

    • 124302 (x86)

    • 124303 (Linux)

    Web Server のローカライズされたバージョンを使用している場合は、Portal Server の次のローカリゼーションパッチもインストールしてください。

    • 125301 (Solaris SPARC および Solaris x86 ローカリゼーション)

    • 125302 (Linux ローカリゼーション)