Sun Java System 管理コンソールは、推奨されなくなり、将来のリリースでは Messaging Server 製品から削除されます。
次の各バグは、非推奨の管理コンソール製品に影響します。
Red Hat Linux プラットフォームで管理コンソールを起動できない。(6215646)
Red Hat Linux 3.x では、管理コンソールを起動できません。管理コンソールで Messaging Server ノードまたは「開く」ボタンをクリックしても、何も起こりません。Red Hat Linux 2.x では、コンソールは起動されますが、「証明書の管理」ボタンが表示されません。
管理コンソールからサービスを起動/停止できない (6215105)
IMAP、POP、MTA、および HTTP サービスを管理コンソールから停止できません。最終的にはコンソールが停止します。このバグは、次回のパッチリリースで修正されます。
Administration Server コンソールは、SSL モードに事前設定された Messaging Server を認識しない。(5085667)
SSL を使用するように Messaging Server を事前設定した場合に、Administration Server コンソールから Messaging Server の設定にアクセスする場合は、コンソールはインストールされた証明書を認識しません。Administration Server コンソールは、新しいキーデータベースの作成を試みます。
回避策
管理コンソールを使用する前に、次のようにして SSL 証明書のシンボリックリンク (symlink) を、<msg-svr-root>/config 領域から <admin-server-root>/alias 領域へ作成します。
<msg-svr-root>/config/cert8.db (または cert7.db) から <admin-server-root >/alias/msg-config-cert8.db (または msg-config-cert7.db ) へ
<msg-svr-root>/config/key3.db から <admin-server-root>/alias/msg-config-key3.db へ
(Linux) オンラインヘルプを開こうとすると、Messaging Server コンソールにエラーが表示される。(5054732)
管理コンソールからユーザーを作成できない (4852026 および 4852004)
Messaging Server では、管理コンソールを使用してユーザーまたはグループを作成することができなくなりました。ユーザーエントリとグループエントリは、ユーザー管理ユーティリティーを使用して作成する必要があります。管理コンソールを使用して作成したユーザーとしてログインするか、そのようなユーザーにメールを送信すると、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
Quota root does not exist
4.0.0 temporary error returned by alias expansion: . . .