アプリケーションサーバーのインストールファイルには『The Java EE 5 Tutorial 』で提供されている、「Hello」と表示するパッケージ化済みアプリケーションが含まれています。Hello アプリケーションは、samples/quickstart ディレクトリの WAR (Web ARchive) ファイルに格納されています。パッケージ化アプリケーションは、JAR (Java ARchive) または EAR (Enterprise ARchive) ファイルの形式にすることもできます。
あるいは、このアプリケーションを https://glassfish.dev.java.net/downloads/quickstart/hello.war からダウンロードすることもできます。
ドメインの autodeploy ディレクトリにコピーすると、パッケージ化済みアプリケーションを簡単な操作ですぐに使用できます。
install-dir/samples/quickstart/hello.war を探すか、https://glassfish.dev.java.net/downloads/quickstart/hello.war からダウンロードします。
hello.war を install-dir/domains/domain1/autodeploy/ ディレクトリにコピーします。
Windows では、autodeploy ディレクトリへのショートカットをデスクトップに作成し、hello.war ファイルをそのショートカットにドラッグ&ドロップできます。
アプリケーションの配備が完了すると、サーバーは autodeploy ディレクトリに hello.war_deployed という名前のファイルを作成します。システムの性能によっては、この処理に数秒かかることがあります。このファイルが表示される前にアプリケーションページに移動しようとすると、404-File Not Found エラーが発生します。
次の URL にアクセスしてアプリケーションページに移動します。http:// localhost:8080/hello
アプリケーションの最初のページで名前の入力を要求されます。
名前を入力して「Submit」をクリックします。
アプリケーションによって、入力内容に合わせてカスタマイズされた Hello という応答が表示されます。