Sun Java System Application Server 9.1 リリースノート

Apache とロードバランサプラグイン

ここでは、Apache Web Server およびロードバランサプラグインに関する既知の問題と、それに関連する解決法を示します。

『High-Availability Administration Guide』に、Apache で openssl を使用する場合の誤った手順が記載されている (6306784)

openssl のコンパイルと作成を行う場合は、次のコマンドを実行します。

cd openssl-0.9.7e

config

make

また、Apache 1.3 では、mod_ssl ソースのディレクトリ名も、使用している Apache のリリースに応じて変わります。たとえば、Apache 1.3.33 の場合、この名前は mod_ssl-2.8.22-1.3.33 になります。

『High-Availability Administration Guide』に、Apache 2.0 で証明書を使用するための手順が記載されていない (6307976)

Apache のセキュリティーを実行するには、証明書を使用する必要があります。認証局から証明書を取得するための手順については、modssl FAQ にある証明書に関する情報を参照してください。

Apache Web Server をルートとして起動する必要がある (6308021)

Solaris では、Application Server がルートの下にインストールされている場合、Apache Web Server をルートとして起動する必要があります。Java Enterprise System は、ルートとしてインストールされます。Apache 2.0 の場合、ルートとして起動されたあと、Apache はユーザーが指定した別のユーザーに切り替えて動作します。そのユーザーは、/conf/httpd.conf ファイルで指定します。多くのシステムでは、ルートとして起動するには、httpd.conf ファイルを編集して正しいグループを指定する必要があります。次の行を

Group #-1

次の行に置き換えます。

Group nobody

ユーザーおよびグループの使用に関する詳細情報は、httpd.conf ファイルに記載されています。