Derby JDBC ドライバは、デフォルトで Application Server に含まれています。ただし、Solaris バンドル版のインストールには Derby は含まれていません。したがって、Solaris バンドル版のインストール以外では、この JDBC ドライバを Application Server に組み込む必要はありません。
この Derby ドライバの JAR ファイルは derbyclient.jar です。
次のように接続プールを設定します。
「名前」: あとで JDBC リソースを設定するときにこの名前を使用します。
「リソースタイプ」: 適切な値を指定します。
「データベースベンダー」: Derby
「データソースクラス名」: 次のいずれかを指定します。
org.apache.derby.jdbc.ClientDataSource org.apache.derby.jdbc.ClientXADataSource
「プロパティー」:
user - データベースユーザーを指定します。
これは、Derby が認証を使用するように設定されている場合にのみ必要です。Derby は、デフォルトでは認証を使用しません。ユーザーを指定すると、その名前が、テーブルが属するスキーマの名前になります。
password - データベースパスワードを指定します。
これは、Derby が認証を使用するように設定されている場合にのみ必要です。
databaseName - データベースの名前を指定します。
serverName - データベースサーバーのホスト名または IP アドレスを指定します。
portNumber - データベースサーバーのポート番号を指定します (デフォルトと異なる場合のみ)。
「URL」: jdbc:derby:// serverName: portNumber/databaseName ;create=true
;create=true の部分は、データベースが存在していない場合にそのデータベースを作成する場合にのみ含めます。