Sun Java System Application Server 9.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

前提条件と制限

HADB の設定および構成を行う前に、ネットワークおよびハードウェアの環境が『Sun Java System Application Server 9.1 リリースノート』に記載されている要件を満たしていることを確認してください。また、特定のファイルシステム (Veritas など) では制限があります。詳細については、リリースノートを参照してください。

HADB では、共有メモリーセグメントの作成およびアタッチ時に、Intimate Shared Memory (SHM_SHARE_MMU フラグ) を使用します。このフラグを使用すると、原則的に共有メモリーセグメントが物理メモリーにロックされ、ページアウトされる心配がなくなります。その結果、HADB の共有メモリーは、ローエンドのマシンでのインストールに影響しやすい物理メモリーにロックされます。Application Server と HADB を同じマシンに配置するときは、推奨メモリー量を確保する必要があります。