Sun Java System Application Server 9.1 高可用性 (HA) 管理ガイド

重み付きラウンドロビン

ロードバランサでは、HTTP 要求の配信の改良を実現しています。管理者は「重み」と呼ばれる属性を使用して、重みに比例した形で要求をインスタンスにルーティングする方式を指定できます。たとえば、あるクラスタに 2 つのインスタンスがあり、管理者がインスタンス x に 100 の重みを、インスタンス y に 400 の重みを割り当てたとします。その場合、100 個の要求のうち 20 個がインスタンス x に、80 個がインスタンス y に振り分けられます。