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Sun Java Enterprise System 2003Q4 インストールガイド

付録 B
インストーラのコマンド行オプション

この付録では、Java Enterprise System のインストールプログラムとアンインストールプログラムのコマンド行オプションについて説明します。


Java Enterprise System インストーラ

インストーラのコマンド行は、次の形式で指定します。

installer [option]...

次の表は、Java Enterprise System インストーラのオプションを示しています。

表 B-1 Java Enterprise System インストーラのコマンド行オプション 

オプション

説明

-help

インストーラに使用できるコマンド行オプションを表示し、定義する

-id

状態ファイル ID を画面上に出力する

-no

ソフトウェアをインストールしないでインストーラを実行する

-noconsole

ユーザーインタフェースを抑制し、インストーラをサイレントモードで起動する。サイレントモードでインストーラを起動するには、このオプションと -state を組み合わせて指定する

-nodisplay

インストーラをテキストベースモードで起動する (グラフィカルインタフェースを起動しない)

-saveState [statefile]

statefile によって指定される場所に状態ファイルを生成するようにインストーラに指示する。状態ファイルは、サイレントインストールの実行に使用される

指定されたファイルが存在しない場合、このファイルは自動的に作成される

statefile の値を省略すると、インストーラはデフォルトの statefile.out ファイルに書き込みを行う

連続するインストールセッションで同じ状態ファイルを指定することができる。初回のインストールセッションが終了すると、ファイル名に n が追加される。この n はゼロ (0) から始まる整数で、セッションが開始されるたびに増える

-state statefile

指定された状態ファイルをサイレントインストールの入力として使用する。サイレントインストールを起動するには、このオプションと -noconsole を組み合わせて指定する

次の表は、さまざまなインストール例で使用されるオプションを示しています。

表 B-2 インストーラオプションの使用 

実行するタスク

使用するオプション

インストーラをテキストベースモードで実行する

-nodisplay

インストーラをグラフィカルモードで実行する

なし

ソフトウェアをインストールせずにインストーラを実行する

-no

ソフトウェアをインストールせずに状態ファイルを作成する

-no -nodisplay -saveState [statefile]

ソフトウェアをグラフィカルモードでインストールすると同時に状態ファイルを作成する

-saveState [statefile]

インストーラをサイレントモードで実行する

-nodisplay -noconsole -state statefile


Java Enterprise System アンインストーラ

アンインストーラのコマンド行は、次の形式で指定します。

uninstall [option]...

次の表は、Java Enterprise System アンインストーラのオプションを示しています。

表 B-3 Java Enterprise System アンインストーラのコマンド行オプション 

オプション

説明

-help

アンインストーラに使用できるコマンド行オプションを表示し、定義する

-id

状態ファイル ID を画面上に出力する

-no

ソフトウェアを削除せずにアンインストーラを実行する

-noconsole

ユーザーインタフェースを抑制し、アンインストーラをサイレントモードで起動する。サイレントモードでアンインストーラを起動するには、このオプションと -state を組み合わせて指定する

-nodisplay

アンインストーラをテキストベースモードで起動する (グラフィカルインタフェースを起動しない)

-saveState [statefile]

statefile によって指定される場所に状態ファイルを生成するようにアンインストーラに指示する。状態ファイルは、サイレントアンインストールの実行に使用される

指定されたファイルが存在しない場合、このファイルは自動的に作成される

statefile の値を省略すると、アンインストーラはデフォルトの statefile.out ファイルに書き込みを行う

連続するアンインストールセッションで同じ状態ファイルを指定することができる。初回のアンインストールセッションが終了すると、ファイル名に n が追加される。この n はゼロ (0) から始まる整数で、セッションが開始されるたびに増える

-state statefile

指定された状態ファイルをサイレントアンインストールの入力として使用する。サイレントアンインストールを行うには、このオプションと -noconsole を組み合わせて指定する

次の表は、さまざまなアンインストール例で使用されるオプションを示しています。

表 B-4 アンインストーラオプションの使用 

実行するタスク

使用するオプション

アンインストーラをテキストベースモードで実行する

-nodisplay

アンインストーラをグラフィカルモードで実行する

なし

ソフトウェアを削除せずにアンインストーラを実行する

-no

ソフトウェアをアンインストールせずに状態ファイルを作成する

-no -nodisplay -saveState [statefile]

ソフトウェアをグラフィカルモードでアンインストールすると同時に状態ファイルを作成する

-saveState [statefile]

アンインストーラをサイレントモードで実行する

-nodisplay -noconsole -state statefile



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