Sun Studio 12: dbx コマンドによるデバッグ

スタックを移動してホームに戻る

スタックを上下に移動することを「スタックの移動」といいます。スタックを上下に移動して関数を表示すると、dbx はスタックの状態を表示し、矢印でその関数を示します。プログラムが停止している位置を「ホーム」と呼び、このホームを起点にし、up コマンド、down コマンド、または frame コマンドを使用してスタックを上下に移動 できます。

dbx コマンドの up および down は、ともに引数として、スタック内で現在のフレームから上下に移動するフレームの数を指定する値 ( number ) を受け付けます。number が指定されなかった場合のデフォルトは 1 です。-h オプションを付けると、隠されたフレームもすべてカウントされます。